SSブログ

こもれび [木が大好きだ~]

先日、「現場見に来る?」 なんて、涙がちょちょぎれるほど有難いお電話を友人よりいただきまして、本日は、いそいそと出かけて参りました。マンションの一室を「木の香る住まい」へとリフォームです。工事中だったのですが、色々と勉強になりました。竣工時にも見学させていただくことをお願いし、ほくほく気分で帰宅しました。公開は出来ませんで、部分のメモを。

 ↓杉の床板です。「こもれび」 http://www.ts-wood.or.jp/pages/New/new_8K.html といいまして、徳島の葉枯らしした木頭杉に、熱と圧力を加えた製品です。これが塗装前なのに何とも照りがありまして、良い艶です。サンプルは見たことがあるのですが、床板として敷かれているところを実際見るのは初めてです。

080529 宮坂さん設計リフォーム 010.jpg

杉は、暖かく、裸足で歩くと気持ちの良い材料です。反面、やわらかいため傷がつきやすく、磨耗しやすい特徴があります。なので別荘ならば躊躇せずにお勧めするところですが、一般的な住宅では、提案することを迷います。その辺りの弱さを加圧熱処理することで克服する意図があるようです。幅190mmで、厚さ30mmで、節も力強く、伸びやかに育った杉と太陽が目に浮かぶようでした。4,5年もすると、もう少し落ち着いた色合いになってくると思うのですが、その辺りの経年変化も見てみたいものです。

080529 宮坂さん設計リフォーム 023.jpg

↑天井も杉板です。天井は無節ですね。主張の強い床板に対して、この穏やかな表情の天井板。このバランスが落ち着きます。同じ杉でも全く表情が違うものですし、そこにデザインの技があると感心。お上手!!! 

一目瞭然ですな。友人に感謝!!! 感謝!!!


コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

たまごまちづくり ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。