内装 下地工事 [良相の家]
良相の家は、只今、内装の下地工事を行っています。柱梁が見えてこない(大壁と言います)仕様です。天井や壁に仕上げのボードを張るために下地を組みます。電気配線やら、給水、排水の配管はこの時しか見られません。
↑今回は、ワタクシ担当する設計史上、最強の断熱性能を誇るお住まいでして、只今は外壁も、室内側も仕上げをしていない段階ですが 、この暑いさなか、かなり涼しく、小屋裏も2階も窓を閉めていても過ごしやすいと感じます。違いは歴然で、驚いています。
屋根には遮熱シートを敷き、棟換気を行っています。遮熱は熱を家の中に入れないという考え方で、熱を遮る性能のあるシートを敷いています。数年前までは製品化されているものがあまりなく、アルミシートを張ったりしたものなのですが、今回は製品化されているものですので、メーカーが試行錯誤してくれたものと考えれば、安心です。屋根や壁には通気層を設けてありますから、棟にたまった熱気と合わせて、棟に設けた換気孔から熱を逃します。
壁はいわゆるスタイロフォームです。よく使われるグラスウールは、大工さんの施工精度に影響されやすく、また、湿気を含むと縮んでその性能を発揮できないことがあると言われています。その点、スタイロフォームは優秀かと思います。
窓がすごいのですよ。今回は。樹脂とアルミの複合サッシで、サッシメーカーの最高グレード品です。ガラスもLow-e遮熱ガラス+空気層+ガラスの複合ガラスで、これまた優秀です。
そりゃぁ、暑い日でも涼しさを感じるわけですわ。
↑軒も出来てきまして、これまた、なかなか凛とした屋根になりました。 昔からある信頼できる材料を上手くデザインすることを心がけています。
↑二重破風も効いてます。
↑大屋根がひゅ~っと軽く見えるよう、軒にもちょっと細工をしています。工事シートがはがれるのが楽しみですねぇ。竣工は10月末ですので、まだ、まだ、まだ。。。。といったところですか。
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