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太陽光発電 [研究eco住宅]

とうとう梅雨入りですね。気になるのは我が家の濡れ縁。木が雨にぬれてまた美しいのですが、ほおっておくとカビが生えること間違いなし。早く保護塗料を塗らなければ。。。焦ります。。。

太陽光発電に何かと注目が集まる今日この頃ですが、ワタクシの個人的な意見としては、個人の戸建住宅に設置する太陽光発電に限って言えば、まだまだエコと呼ぶには程遠いと感じています。まず、パネルを製造する際にエネルギーが必要になりますし、ゴツイ設備を破棄する際にも大量のエネルギーが必要になります。太陽光発電の10年~15年の寿命も、冷蔵庫や洗濯機と同じ設備機器としての寿命を考えれば妥当ですが、足場を組み立てなければ取り換えられない屋根材と考えれば、その寿命はあまりにも短いと言えましょう。さらに言えば、年々パネルに積もる汚れから、発電量は徐々に低下していくでしょうし、何より太陽光発電するためのコストを各個人に負わせるのはあまりにも酷かと思うわけで。南側に設けるパネルの重さを考えれば、建物に偏った荷重を掛けることになり、耐震性能としては多少なりとも影響があるように思います。

国のエネルギー対策として、ドイツのように原子力を捨てて、太陽光発電所をつくるというならまだ理解できます。放射能物質の廃棄には相当な費用がかかっているでしょうし、何よりリスクを避ける為の策として有効です。

太陽光発電を戸建住宅に設置する策をとるのであれば、もっと、軽微な設備になるよう開発することが先決かと思います。製造時のエネルギーも、廃棄時のエネルギーも、もっともっと小さくする必要があるのではないでしょうか。せめて50年ほどの耐久性のある、軽くて、安く作れて、安く設置出来て、安く捨てられるものだったら、大賛成なのですが。。。

現在の設備で、国が補助金を出して、各個人の住宅に太陽発電装置を設置する、という策はエコ政策ではなく、経済政策だと思うのです。そう割り切ってしまうなら、悪くないのかもしれませんが、そんなお金があるなら、設備開発にお金をつぎ込んでみてはどうかと思うのですが、いかがでしょう??? どんなにお金をつぎ込んでも上記のような太陽光発電装置は造れないものなのかしらん??? 

もし、造れたら、世界中で売れますよねぇ。技術大国日本の名に掛けて、開発してみてはいかがかと思う今日この頃でございます。。。


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