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天空率で屋根を大きくかける [セカンドライフを楽しむ家]

何日か悩みました天空率も製図ソフトのお蔭で何とか乗り切れまして、ホッとしているところです。ひとり仕事人ですので、道具だけは良いものを買い、効率よく仕事をすることを考えまして、製図ソフト(DRA-CAD)は最新バージョンを入れるようにしています。今回も、確認申請の検査機関から求められている図面は、あっという間に書いてくれました。今回は何日か悩みましたが、次回はもっと早く出来るように思います。。。たぶん。。。

折角ですので、天空率の解説を。2002年に建築基準法が改正され、建物の高さを制限する斜線について、天空率の計算をすることで、その高さ制限を緩和出来るようになりました。 今回の建物では、切妻屋根の一部が道路斜線を超えてしまい、瓦屋根で折れ部を作ることは避けたいと、この緩和方法を利用することにしました。

天空率3.jpg天空率4.jpg

 道路斜線の高さ制限以内に収まる適合建物と、計画建物について、道路の地点から見える空の量を計算し、計画建物の方が空が大きく見えれば、計画可能というわけです。

道路斜線などで高さが制限されるので、おおよそ建物の形が決められてしまっていたところ、天空率を利用することで、建物計画が少しばかり自由になったと言えましょう。建物の周りに空地をとることで、今まで建てられなかった高層ビルを建てられるようになったという土地もあります。

が、、、都市計画法で定めるところの斜線制限には適用されません。注意が必要です。


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