ムーミン屋敷 [木が大好きだ~]
先日、埼玉県は飯能市にあるムーミン屋敷へ行って参りました。訪れるのは2度目です。子供が産まれてからと産まれる前とで、こんなに印象の違う建物は他に無いように思います。村山 雄一(むらやま たけかず)さん設計の傑作です。
↑ 素敵な外観です。曲線も然ることながら、穴(窓)の開け方が絶妙で。。。
↑ この建物の良さは、写真ではなかなか伝わりませんで、是非、一度体感して欲しいところ。
↑ 天井の木組みは茶臼(ちゃうす)といいまして、集まってきた木を中央の木に刺す構造です。。。という大人の見方はどうでもいいとばかり、この屋根に近い通路を子供は探検していきます。愚息は小さい、狭い空間に慣れていないせいか、最初の頃は「こわ~い」を連発。夫に手を引かれ、あちらこちら導かれていくうちに慣れて行き、最後は「もう帰ろ~」「嫌だ~」の応酬でした。
↑ 高いところ、こもれるところ、くぐるところ、外階段や小窓。小学生の子供達はワイワイと探検、体を使って遊んでいました。
↑ 手すりにかたつむりがいたり。手作りの感じが暖かい雰囲気を醸し出します。丸太や厚い板がふんだんに使われていて、何だか包まれるような安心感を覚えます。木は施工後少なからず乾燥しますので隙間が出来るものなのですが、普段の設計では、この数年後の隙間を作らないように詳細を詰めるところ。そんな毎日の緻密な設計がバカらしくなるほどの大きな隙間が木と木のあいだにはたくさんありました。このおおらかな作り!飾らない、自然体の建築というのはこういうものかもしれません。
窓も曲線です。断熱性能はもちろんイマイチでしょうが、楽しいことこの上無し。子供がこもれる小さな空間が重なりあっていました。
↑ 管理棟です。ムーミン屋敷を見てピンときた方いらっしゃると思いますが、設計者の村山さんはシュタイナー建築を学んできていらっしゃいます。この管理棟、直線をなるべく排除したあたり、まさにシュタイナー建築と言えましょう。私事ではありますが、大学4年の卒業設計にて小学1年から中学3年までのシュタイナー学校をテーマした関係から、シュタイナー建築は少しばかり知識があります。自然界にない直線を嫌うデザイン、こもれる空間、ムーミン屋敷ももちろんですが、この空間に入ると確かに心地よいのですが、いかんせん、設計、施工に費用が掛かること間違いなし。(´;ω;`)
↑ 管理棟にある中庭には、水が落ちる池があります。日常的に木の床に水がはねていたりして、大雨の日なんて大変だろうと思うのですが、そこは自然と共にあるシュタイナー建築。こんなおおらなか作りも有りなんですね。
色々と、出掛けれていますね。息子との外出に参考にさせて頂きます。
2歳を過ぎて最近良く喋るようになり、文句も言いますが、とても可愛いですね。
家の中では、インサイドでパス交換して遊んでいます。
by Get Goal 大将♪ (2012-10-14 17:50)
なに~!!!素晴らしい!
インサイドでパス交換ですと!
愚息は、実は、7月からサッカー教室に通っているのでけどね、
ま~ったく、先生の話聞いてませんで、
超マイペースで皆と違うことしてますわ。
これはお月謝の無駄では?
なんて思って辞めさせようと夫に直談判したところ却下されまして、
何とか通ってます。。。^^;
by tun (2012-10-15 23:41)