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白華 [セカンドライフを楽しむ家]

仕上げ工事真っ盛りでして、職人さんと少し立ち話するのが楽しいこの頃です。今日は内壁の漆喰壁を塗ってもらう左官屋さんと、電気屋さん、大工さんに、建具屋さん、外壁の白華を洗う業者さんと、現場の進め方やら、他の現場での工夫やら、立ち話。ものが出来上がる過程は本当に面白く、職人さんがどこから手をつけるか、どんなところに心配事があるかを聞くというのは、設計屋としましては本当にプラスになります。勉強、勉強です。

121201 内装 006.jpg

写真は外壁の南壁です。白い水が流れたような跡が見えます。11月中旬にモルタル塗りしてもらったのですが、やはり白華(はっか)現象が現れました。強度には全く問題ないと言われていますが、寒い時期の施工や、南壁などの日中と夜間の温度差が激しい所で起こる迷惑現象です。モルタル内部の水分とモルタルのアルカリ成分が反応して浮き出て来るものです。ネットで白華の画像を検索すると、もっと酷い画像がヒットします。

今日は、この白華を洗浄してくれる業者さんが現場に入っていました。お話を伺ったところ、白華が出てきて1日目であれば歯ブラシでも取れるとか。表面にチョークがついているとイメージしてくださいとのこと。浮き出た白い成分は、放置すると今度は壁に潜り始めるとか。日にちが経つと薬品を使わないと取れないそうです。薬品は何と、(現場で聞いた立ち話、ワタクシの記憶が正しければ)硫酸を薄めて使うとか。モルタルの成分であるコンクリートはアルカリ性でして、そのアルカリを中性化する意味で硫酸を使うとか。ああ、、、化学の勉強は大事だなぁと、思った次第です。 

1月竣工予定です。金物に外構に、完了検査の準備に。頑張りますゾ!!!


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