改修工事が始まりました。 [木の香る診療所]
この診療所の夏期休診に合わせて、改修工事が始まりました。8月9日の土曜日から、8月17日の日曜日まで、取り急ぎ、中心となる事務室、処置室、診察室1、計測室の改修を行います。 全部で130㎡程度の診療所の改修ですが、診療を休むことなく改修工事を進めることが大前提です。この夏期休暇中で改修できないところは、休診日を狙ってすこしづつ進めます。改修の世界はこれまた新築とは違った難しさがあるようでして、これまで使ってきた機能を残しつつ、新しいことも取り入れなければならず、図面書きも悩みどころ満載で毎日が開眼の日々です。現場もこれまた然りのようでして、現場の職人さんに習う気持ちで毎日通うことにしました。
8月9日の主な工事は解体です。
18日の月曜日から診療を始められるよう、大工さんはもちろんですが、電気屋さんが大活躍です。IP電話への変更もスムーズに、直ぐに電話が使えるようになりました。
↑ 柱と柱の間にあったパーティションはあっという間に撤去されました。
↑ 建物は築40年超です。鉄筋コンクリート造でして、建物全体を支える構造壁は手をつけることが出来ません。構造壁ではない間仕切り壁や雑壁については撤去することが出来ます。今回壊す壁は木摺(きずり:木の下地です)にモルタルで作られたているようで、撤去るするのに時間がかかります。
↑ この壁は作るのにも壊すのにも時間がかかります。ここ数十年は石膏を固めた石膏ボードにクロスを貼るというのが一般的な雑壁の作り方なのですが、それを思うとボードの開発はさぞかし画期的なことであったろうと思います。
↑ モルタル壁は綺麗に撤去。分別して捨てます。
↑ 夜、引き上げる時にはカウンターは綺麗さっぱり撤去されました。結構なゴミが出るものですね。
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