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診察室2まわり工事中 [木の香る診療所]

 皆様、秋の三連休、如何お過ごしでいらっしゃいましょうか? 私は木の香る診療所の休診を利用して工事に入っています。奥の診察室は、一部を廊下にして給排水位置を変更します。詰まり気味だったトイレの悩みを解消すべく、新しい排水ルートを作り、新しくトイレを設置します。前回は9日間あったのですが、何せ3日で壊して、給排水整えて、LAN配線して、コンセント付けて、壁を作って、建具枠周りを作らなければならず、工事はかなり駆け足。職人さんたちは先程の15時休憩も取らずに作業を続けています。私はといいますと、現場で職人さんから質問を受けたり、細かなところの調整をしたり、バタバタしています。昨日は引き戸を予定していたところに壊せない壁があるために建具のつき方を変更することとなり、今朝から現場で図面を手直ししまして、先程、2枚引き戸で、開けるときは手動ですが閉めるときは自動で閉まる建具の詳細図を書き上げまして、近所のローソンでプリントアウトしてきたところです。

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 ↑ 相変わらず壁はモルタルで作られていまして、壊す際にはかなりな粉塵が出ました。煙を感知する火災報知器が何度かなってしまいまして、火災報知器はビニールで覆い、作業を進めました。粉塵の中から出てきた職人さんは粉塵で真っ白。「お仕事ですから、大丈夫。」との一言。カッコイイデスワ。。。

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 ↑ 廊下を伸ばします。途中の建具のついた壁は撤去します。ちょっと暗い廊下ですよね。。。

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↑ 広さをどこで感じるかという設計屋としては大きなテーマもありますが、廊下の先に診察前の人がベンチで待っていることを思うと、廊下も心地よいスペースであることが求められるように思います。壁を壊してかなり明るくなりました。その先には南窓のあるスタッフルームがあるので廊下とカーテンで仕切ることになりますが、光に向かって歩いていくことが出来、心地よい歩みになるのではないでしょうか。正面突き当りの壁は構造壁で解体できませんが、絵を飾る壁にすれば、これまたドラマチックな廊下になるのではないかと思います。

今日は現場に職人さん工務店さん合わせて10人入っています。三連休明けの火曜日は検査の予約がたくさん入っているそうで、気が抜けません。明日はお施主さんがいらっしゃるので、今日でなるべく形にしてしまいたいところです。。。まだ工事は続いています。

作る方は新築とは比べ物にならないくらい大変ですが、リニューアルは劇的に空間が変わるので楽しいですね~。。何せ書いた図面通りに出来ない事の方が多いので、大変は大変。かなり大変です。。。


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