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見つけた! [ものづくり]

練馬区では、来年4月からの保育園の入園希望受付が始まったとか。台風一過の青空に誘われて、まずはこそっと見に行ってみようと、のんた(息子 5ヶ月)と散歩に出掛けています。

そして見付けたのですよ! 古巣の設計事務所が初期に手掛けた木造住宅を。もう、築30年程なのかと思います。随分、軽いなぁ~、そんな印象です。

木造住宅の考え方も随分変わったものです。

 

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見よ! この美しいデザインを!!! [ものづくり]

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ええ。レッズグッズではありません。イギリスは、マクラーレンのベビーカーです。惚れ惚れするデザインです。赤と黒の使い方のお手本といったところでしょうか。赤は赤でもこのあたりの赤を選ぶあたり、さすが! と感心してしまうところ。良いデザインはやっぱり人気が高いようで、品薄らしく、楽天で予約して購入しました。

でも4か月の我が子にはちょっとまだ震動が気になりまして、脳への影響があるはず、なんて根拠もなく思うわけで、もう8kgはあるのではないかと思う我が子を、抱っこして石神井公園をふらついています。。。ベビーカーでは眠りませんが、我が腕の中ではよく眠ります。重いのでゆっくり、ゆっくり、ふらふら歩きしか出来ないのですがね。。。^^;

近頃は、50坪超の住宅の実施設計に突入しておりまして、姑に子供を預けながら、それはそれは、もう、アクセル全開の今日この頃です。ブログの更新が滞りがちですが、ピンピンしておりますので、どうぞ皆様、ご心配くださいませぬよう。


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機能性も大事 [ものづくり]

毎日、暑い日が続きますね。我が家は夜のうちに入れたコーヒーに、朝たっぷりと牛乳と氷を入れて水分補給します。このお子様系飲料により、夏を乗り切ろうとの作戦です。その為、たっぷり入るマグカップは必需品でして、先日タリーズコーヒーで売られていた笠間焼の良さげなカップに一目ぼれ。色も量も夏にピッタリと購入しました。

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↑これがなかなか素敵でして、この一杯が辞められず。今朝、持った時に気付いたのですが、飲み物を入れた時の重さに対して、持ち手の突起があることで安定感抜群。滑る気遣いも必要なく心やすし、といったところ。素朴な焼き物にしてこの機能性はgoo~

そういえば、お茶を習っていた頃、お師匠様の、「良いお茶碗はお茶を飲んだ時の飲み口の感覚が何ともすっきりして良いのよ。お茶碗の飲み口部分の厚みと形が上手くないといけないもの」 云々との言葉を思い出しました。

見た目のデザインだけじゃダメ。使い心地も良くないと。心に刻んでおかねば。

ありがとよ~マグカップ♪

満3ヶ月を迎えた我が子は、夏にも走れるサッカー選手に育てるべく、クーラーを付けずに汗だくで過ごしておりましたが、どうも様子を見ていると暑すぎて眠れないようでして、毛穴より、睡眠による脳の成長を促すべきと判断し、クーラーは28℃設定で扇風機を回すこととしました。今週月曜日に初めての予防接種を受け、蚊にも刺され、人間界へ適合する為の試練が始まりつつあるようです。小さな腕にぶちゅ~っと注射が刺さり、御医者様も絶賛の営業スマイルが一瞬のうちに真っ赤な泣き顔に変わる様は何ともとても切ないのですが、この東京砂漠、たくましく生きてもらわねば。

皆様、どうぞ熱中症にはご注意を。お体ご自愛くださいませ。


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ジャパンホームショー2008 [ものづくり]

先週の木曜日、国際展示場で行われたジャパンホームショー2008に出かけて参りました。どちらかというと設計者や施工者といったプロ向けの建築情報満載の展示会です。

今年の春に全国の工務店さんの団体JBN http://www.jbn-support.jp/index.html のお手伝いをさせていただいていたこともあり、まずはご挨拶。 

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金物や配管などの住まいの建設に関わるメーカーさんの資料あり、耐震構造などの講習ありで、盛りだくさんでした。建物の骨組みが展示されていましたが、国土交通省が勧める長期優良住宅の模型で、全て国産材、柱や土台は4.5寸(135mm)角とのこと。ワタクシとしましては普段使う寸法でして、大きな驚きはありませんでしたが、展示場に入るとなると迫力があるものです。

環境関係の新製品が多くなったように思います。2程年前には少なかった遮熱シートの種類が一気に増えたような。住宅では、取り入れてもさほど効果が無いのかなと感じていました制振構造やら、免震構造やらもあり、興味深い展示会でした。

新技術は勢いで取り入れてしまうと、実績が無いだけに思いもしなかったことが起こったりします。本当に使えるものなのかどうか、見極めが大事ですね。。。


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やるな! 国交省! [ものづくり]

昨年の6月、建築基準法の大改正以来、あまりの変わりように目が回るほどでして、よく建築業界の人々は、倒産に追い込まれる会社も少なくないというのに、ストライキ起こさないなぁ、などと、先日の漁業関係者の方々のストライキを見ながら思ったり。何かにつけて、国交省への小言を言っていたのですが、何と! この8月から10月に国交省主催で、「住宅・建築関係事業者 技術向上支援講習会」  なる、事業者向けの講習会を開催するそうです。http://www.koushuukai.jp/list.php しかも、参加費、テキスト代無料とのこと。そりゃぁ、もう、びっくらこきました。開催内容は以下の5種類です。

○住宅瑕疵担保履行法にかかる事業者向け講習会

○木造住宅の耐震補強のポイントと実務講習会

○木造住宅(軸組工法)の構造計画に関する講習会

○住宅の長寿命化(200年住宅)に関する講習会

○住宅・建築物の省エネ法等に関する講習会

どれも、学びたい話題ばかりです。早速、日程の決まっている上から3つの講習会について申し込みをしました。人数に限りがあるので、参加締め切りになっていなければ良いのですが。。。

しかし、無料とな。 やるな!!! 国交省!!!


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渾身のものづくり [ものづくり]

昨日の、NHK、22時からの 「プロフェッショナル仕事の流儀」 は、「宮崎駿のすべて」http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080805/index.html と題して、300日間に渡るポニョの製作現場を密着した、1時間半のスペシャル番組でした。夜、我が家のテレビがつくのは、浦和レッズの試合のビデオか、サッカー中継の時くらいで、ほとんど、テレビは見ずに、水槽のお魚さんと語り合うのが日課なのですが、昨日ばかりは、夫と共にテレビにかじり付いて見ました。

何せ、コナンhttp://www.geocities.co.jp/Hollywood/1403/conan.htmlで育ったワタクシですから。

出来るものは違えど、ものづくりに携わる者には、痛切に心に響くものがありました。産みの苦しみと言いますか、粘りに粘って、己の中から絞り出すような仕事の連続、ものに心を吹き込むこと、「人を楽しませるものをつくりたい!」 という意欲、時間ギリギリまで良いものを求める姿勢には、ものづくりの素晴らしさと、物事に打ち込む人の美しい姿を見た思いです。

(ああ、ワタクシの言葉にすると、何と薄っぺらいことか。。。お恥ずかしい。)

とにかく、再放送は録画しようと、決意したわけです。

ものづくりは出来る直前まで試行錯誤を繰り返すからこそ、良いものが生み出されるもの。そうなのですよ。こうすればもっと良くなるとヒラメイタ時に、気力を振り絞って方向転換できるパワーを備えた人、集団でないと良いものは出来ないのですよ!!!

ああ。現場で変更することを許さない建築基準法を作った国土交通省の皆さんに、是非、見ていただきたい番組であります。

「崖の上のポニョ」 は、全て手書きというところもすごいですよね。あの頭から離れないポニョの歌も驚愕ものですが。。。^^;

ポ~ニョ ポ~ニョ ポニョ~さかなの子~♪


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設計事務所と工務店 [ものづくり]

近頃、一杯、一杯です。ふ~っむ。何と、ありがたいこと。

先週、お会いしたことの無い方から、リフォームについてのお問い合わせをいただきました。ホームページやワタクシの拙い日記に共感をいただけたとのことで、それだけでもとても有難いメールだったのですが、2度ほどやり取りをさせていただいてから、次の一文をお送りしてしまいました。

 「設計事務所が入るとどうしても高くなるのは必定でして、特にデザイン的にこだわりがある場合を除いては、工務店さんに依頼されるのが良いように思います。」

何たること。もう、その方が、ワタクシのブログやホームページを見ていただくことは無いかと思うのですが、色々な意味で反省をしております。本当のことかもしれないし、本当ではないかもしれない、この一文を送信してしまってから、ワタクシは考察の日々でして、設計事務所の仕事や役割とは何たるもので、自分が何を目標にしているのか、住まい手さんに気軽に相談してもらえる、真の信頼を得られる設計屋になりたかったのではないのか、小規模な住まいづくりに設計屋は必要なのかどうか。いや、必要なのです!!! などと、実に青臭いかもしれないのですが、喉につかえております。

工務店さんの集まりに参加させていただく機会が多かったせいかもしれません。

デザインから、ライフスタイルまでの計画的なお話、構造、設備、外構まで、小規模な住宅ならば、出来る設計屋さんがいる優秀な工務店さんであれば、第3者としての設計事務所は必要ないのかもしれません。

でも工務店さんもピンキリなんですよね。設計事務所もピンキリなんでしょうが。。。

姉歯さんのように、法を犯す人は問題外として、その 「ピンかキリか」 の判断は、各々の住まい手さんが持つ評価軸によるところ。。。ピン、にもなるしキリにもなるといいますか。。。何処にどうお金を使うのか、「独自の考え」 を売るのが設計事務所ですか。誰を信頼して、誰の言うことに即してお金を使うのか。それは住まい手さんが決めること。

設計事務所としてワタクシが提案したいのは、デザインだけ? 

イヤイヤ、そうではないのです。他にも提案したいことは沢山あります。

本当かもしれないし、本当ではないかもしれない、何と連れない一文をお送りしたことか。申し訳ないことをしたものです。。。反省しておりますです。。。はい。。。


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装飾は文化 [ものづくり]

先日、2年ほど前にインターネット上で知り合った友人と久しぶりにお会いしました。ちなみに、関西に住む4歳年下の女性です。お会いするのは3度目でしょうか。田舎育ちのワタクシは山手線内で遊ぶことをほとんどしないのですが、彼女とは、六本木やら渋谷あたりで二人でお上りさんするのが心地よく、何故だか、古くから知っている友人のように、まったり会話しています。六本木ヒルズに初めて行ったのも彼女と一緒でしたし、今回は初東京ミッドタウンにて、ゆったりとした空間に浸って参りました。というのも、おおよそ夜のデートなのに、二人とも美術館に行きたがるわけでして、夜に開館している美術館というと、必然的に六本木あたりの美術館に出かけることになるのです。夜でも感性を磨ける場所があるというのは、都会の魅力の一つですね。

今回は東京ミッドタウンの中にある、サントリー美術館に行って参りました。http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/08vol03kazari/index.html 「KAZARU」 と称されたその展示会は、日本における 「かざり」 をテーマとしたもの。古くは縄文土器に始まって、平安時代の経典を入れる箱、戦国時代の鎧かぶと、江戸時代の印籠、煙草入れ、手紙と、日本人の、身近なものを飾ることへの情熱を見た思いです。これがまた、非常に楽しく、ほんの小さなものに対してもこだわりぬく洒落心と、ものをつくることへ、先人達の強いこだわりが伺え、ひどく感動を覚えました。秀吉の鶏の毛をあしらった、ひょうたん模様の陣羽織が一番印象に残りましたね。

「装飾は犯罪」 は、20世紀初めの建築家、装飾がないことは精神的強さのしるし、と主張したアドルフ・ロースの著書。「装飾は文化」 は、学生の頃、今は早稲田大学教授のG先生に教えていただいた言葉。先生のオリジナルか、はたまた、何方かのお言葉なのか、わからないのですが、とにかく、印象に残っている言葉です。

壁も床も天井も、とにかく白に仕上げられた住宅や施設を巷で目にするにつけ、その言葉を思い出します。自身の安息の空間は真白か否か。白い建築が素晴らしいから、白い建築をつくるのではなく、色をつけるのが怖いだけなのではないかと勘ぐったり。

茶道具に見るように、絶妙なバランス感覚の中に、派手すぎず、品良く、大胆に、日本人の中に潜む、ワタクシの中にも潜んでいるはずと願ってやまない、日本人独特の美意識は大切にしたいものです。

ええ。もちろん。7年半も前になりますワタクシの結婚披露宴では、金屏風を立てましたよ。派手? いえいえ。白が一番美しく見えるのは、後ろに金が控えた時なのです。ええ。間違いなく。ものの均整をとることと、金を品良く上手に使うこと、これが日本の美をつくる重要なポイントではないかと、ワタクシは信じて疑いません。


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人生色々 家づくりも色々 [ものづくり]

有り難いことに、古巣の恩師のご配慮から、全国の工務店さんが集う組織、工務店サポートセンターhttp://www.zenkenren.or.jp/jbn/index.html に関わるお仕事をしています。全国各地から集まる元気な工務店の親父様や、次世代を担う若社長さん達に感化され、良い刺激をいただいております。ワタクシは所詮、設計屋でして、いくら 「実家が材木屋兼工務店なんです!!!」 と叫んだところで、蚊帳の外的悲哀も時々感じる訳ですが、さりとて、ぼやいてばかりもいませんで、これからの工務店さんはどうなるのか、設計屋として出来ることはあるか、どう考えるか、やるべきことは何か、文字にすると大げさですが、小さい頭で色々と思いを巡らしております。

お酒の席でも少しご一緒させていただくようになり、当たり前ながら工務店さんも色々だなぁと、思うようになりました。新しい技術や素材をどんどんと取り入れて現代の家づくりとは何かを追求する工務店さんもあれば、新しい技術が必ずしも正解ではなく現場で培った技術の蓄積こそが財産と考える工務店さんに、性能表示http://www.sumai-info.jp/seino/など公が用意してくれた仕組みを上手に利用する工務店さんあり。年に2棟程度をじっくり取り組む工務店もあれば、数百棟を効率良くつくる工務店さんあり。実に様々。

社会に出てから12年目のワタクシではありますが、まちづくり関係の仕事でハウスメーカーさんとお付き合いしたこともありまして、数社のハウスメーカーさんの図面を拝見したこともあり、数々の工務店さんの図面を拝見したこともあり。図面を見ると、家づくりに対する考え方をおおよそ察することが出来るのですが、皆さん様々。大きな声では言えませんが、大手のハウスメーカーさんだって、様々。

そんなワタクシとしましては、現代計画研究所の卒業生ですので、家づくりに対する考え方は現代計画研究所がベース。なので、1階と2階の壁や柱梁の位置が全然違っていたり、結果的に生産時の効率の悪くなる図面に向かうと妙に腹が立ったり、大丈夫かしらんと勘ぐったり。美しく、整然と整理することこそが、家を丈夫に長持ちさせるコツと信じて疑わないところがあり、そこは譲れないところ。

お金をどのくらい掛けるかによっても、もちろん違ってくることでしょうが、壁に隠れてしまう構造の仕組みが信頼出来るものであるかどうか、それは何十年先でも変わらないものなのか、使っている材料はどのくらいもつのか、朽ちやすい作り方をしていないかどうか、つくり手によって大きな違いがあることは確かです。そして、それぞれに、それぞれのつくり手が、自分の信じているものに向かってつくるものであることも確かです。

全くもって、人生色々、家づくりも色々。

一般の方にこの違いを見抜いてくださいというのは、無理、、、のような気がする今日この頃。。。。ムムム。。。


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中庭で身近な緑を [ものづくり]

金曜日夜、マツザワ設計さんhttp://www.aa-mat.net/の勉強会に参加しました。今回は蕨の建築家、山岡さんが設計された、緑のある中庭を生活に上手に取り込んでいる住まいが印象的でした。敷地が広い場合は問題ないのでしょうが、限りある敷地の中で中庭を設けるとなると、すなわち、屋内空間を分断することにもなるわけで、ゆったりした感じを阻害してしまうのではないかと思い、あまり好きでは無かったのですが、目からうろこが落ちた思い。1間×2間のスペースでも中庭を作ることがあるそうです。写真を見せていただいて、これがまた、なかなか心地良さそうで、朝起きて、移動するたび緑を目にするというのも素敵ですし、中庭があることで広がりが出来るようにも感じました。ムムム。緑の中庭。あなどることなかれ。

参考:

山岡建築研究所 http://yamaoka-ken.com/

越谷の家 ~内外一体の中庭がある家~ http://www.h2.dion.ne.jp/~a-yama/work23.html


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