さいたま大宮 まち歩き3-商店街 [旅 まち歩き]
少し空いてしまいましたが、大宮まち歩きの続きを。
↑氷川神社の参道を出たところに、オレンジスクエアがありました。サッカーJ1のチーム、大宮アルディージャのグッズを販売しているお店です。
↑ボンエルフ道路です。歩道はクッション性の、歩き心地が柔らかいインターロッキングで舗装されていました。車道と歩道の間にはU字溝が埋まっているのだと思うのですが、蓋は幅の狭いものでオレンジ色に塗られ、残りはクッション性のアスファルトで舗装されていました。ボンエルフ道路らしく、道はぐにゃぐにゃ、車のスピードは抑えられ、人が車道にはみ出して歩き、車が来たら、車をよけるように歩道によるという人の動きが見られました。車道と歩道の高さを同レベルにするというのは良策のようです。
↑歩道にプリントされた大宮アルディージャのエンブレムです。植栽ボックスも大宮アルディージャのオレンジ色。ここにも、オレンジ色の自動販売機がありました。
↑お店の2階の窓をごらんくださいませ。浦和の街ほど、お店に旗が掲げられていることは多くなかったのですが、この街でもサッカー旗をちらほらと見ることが出来ました。
↑右写真、ボンエルフ道路を歩いていると、大通りに出ました。マスコットのリスとユニフォームです。
そして商店街もオレンジ色。
↑こりすのトトちゃんです。大宮のシンボルとなっているようですね。大宮アルディージャのマスコットは、もともと市のシンボルとして存在していたトトちゃんに就任していただいたようです。
↑左にトトちゃんがいます。大宮駅東口を出たすぐの広場にトトちゃんはいて、待ち合わせのスポットになっているようでした。
まちの誰もが愛せる、まちのアイデンティティを見つけることはとても大切。そして、それがあるからこそ、そのまちに住み続けるというもの。それは、お祭りかもしれません。例えば、秩父市吉田町には夫の親戚が大勢いるのですが、手作りロケットを飛ばす龍勢まつりhttp://www.ryusei.biz/festival/ryu01.htmlは、大人も子供も熱狂する大祭です。このお祭りに参加する人々の高揚した満面の笑顔を見ると、この祭りがあるからこそ住み続け、若人も帰ってくるのだろうと思うのです。
そんな古くからの祭りを持たないまちが、アイデンティティを探すのは至難の業です。公園を整備して、図書館をつくって、美術館で高尚な展覧会をして、、、それだけでは、老若男女が愛すべきまちに成長するのはなかなか難しいのではないかと思うのです。パチンコやさんが繁盛するのと同じように、人は楽しく、ストレス発散出来、この瞬間の為に日々を送っている、とまで言わしめるものが、まちのアイデンティティにまで成長したとすれば、若者も魅了し、定住を促し、活気付き、発展し続けるのではないでしょうか。
サッカーがまちづくりの糧になっているのは間違いないと思うのです。そして、そのまちのアイデンティティにまで昇華しつつあるまちは多いと確信しています。
西武ライオンズの悲しい性は、企業が囲い込みすぎていること。ここまで西武ライオンズを愛してくれるまちがあるでしょうか。西武ファンとしては、J1のホームタウンを歩くと悲しくなるのです。マスコミに売り出すことを考えた人事ではなく、まずは、地域に真に愛される球団となるように、企業の所有意識を消すべきです。
他方、吾輩が住まうまち練馬のアイデンティティは、都心にして満喫できる自然や農業的景観ではないでしょうか。きっと、こうだろうと想定出来るものがある、それはまちにとって、なんと幸せなことか。私は、このまちに住まう若人として、どうにかして、この自然を守っていかなければならないと訴え、微力ではありますが練馬に尽くしたいのであります。
※ 出馬宣言ではありません。
まちの景観に関する講演会、シンポジウムを、木曜日、土曜日と参加し、ワタクシなりに考察してみた次第です。まちは、そのまち固有の事情があります。結局、歩き倒さないと見えてくるものも見えてこないのではなかろうか、と思う今日この頃。。。
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