SSブログ

蛙の子は蛙 [音楽]

お盆ですね。ワタクシは今日も仕事が一杯一杯。仕事があるなんて、これまた、ありがたいことです。。。と言ってもさすがにお盆でして、夫の実家にて、のん太を姑と夫に託し、何処でも仕事が出来るようにと購入しました15型のノートに向き合うこの頃でございます。9月の下旬、連休に合わせて、少し長めのお休みをいただこうと企んでいます。

ブログも相当ご無沙汰でございます。色々と思うことはあるのですが、なかなか書けずにいます。あ、4年ほど前にお仕事をいただき、無事2年の任期を終えた練馬区の都市計画審議会ですが、建築士会の方からお勧めをいただきまして、また応募してみることにしました。申込書には800字程度で、これからの練馬のまちづくりをテーマとした意見書を書かなければならず、どうしたものかと構想しましたところ、やはり、様々な人から意見を聞くべきではないかとの主旨で書かせていただきました。どうやって?と言われると難しいかもしれませんが、アフターファイブに行われる社会活動になかなか参加できない母としてのボヤキと言いましょうか。2度目ということもあり、合格は難しいかもしれませんが、意見させていただける機会を得たということは幸せなことです。

ええ、今晩は音楽のお話を。近頃はYouTubeで音楽を聴きながらノリノリで図面を書いております。お気に入りは、ONE OK ROCK です。ワタクシのようなオバサンに言わせると、ちょっと懐かしい感じの、素直な、真面目にやってる感じのするロックバンドです。これがまた、なかなか言いですよ。ttp://www.youtube.com/watch?v=Y_tUf_-Xz44&feature=BFa&list=PLED93A6C24466D95E&index=2

ボーカルは森進一さんと森昌子さんのご子息様です。興味本位で検索しましたところ、ご両親さんがイケメンだけあって、やっぱりイケメン。しかも声がかなり良いんですわ。これぞDNAの力? やっぱり蛙の子は蛙ですねぇ。

2世を一方的に叩くのはいかがなものかと思うのですよ。受け継がれる知的財産や才能は何かしら認められるでしょうし、その業に向かう親の背中を見ながら育ったものにしかわからないことは絶対あるように思います。そりゃ、2世だから絶対大丈夫ということは無いでしょうが。ええ。もちろん。

ワタクシも同じ建設業の両親を持つ2世として、ONE OK ROCKを聴きながらガンバラ ナケレバ と思う日々でございます。


コメント(0) 

November Steps [音楽]

昨年の買い物の中で、最も買って良かったと思うものは、ブルーレイディスクレコーダーです。それまでテレビ録画と言えばパソコン上のソフトか、ビデオデッキで通していたものですから、その便利たるや感激ものです。デジタルテレビチューナーも付いていましたので、デジタルテレビの美しさにも感動ですし、CDも聞け、のん太(息子8箇月)の為の童謡CDもハードディスクにダビングし、快適そのもの。もともと、NHKドラマの 「坂の上の雲」 と 「龍馬伝」 を録画する為に購入したのですが、いろいろと録画して、夜中に帰宅する夫と晩御飯を食べながら、マニアックなテレビ番組を楽しんでいます。

ちなみに、「坂の上の雲」 は原作には無いエピソード満載で、少しばかり抵抗があったのですが、だけれど緻密に製作されていて、原作とは別物として至極楽しんでいます。

「龍馬伝」 は何といっても昇さん、じゃなかった、香川照之さん演じる岩崎弥太郎のギラギラした生命力に魅力を感じています。浦和レッドダイヤモンズのサポーターとしては、三菱財閥に親近感を思うところもありまして、若干、福山雅治さんのプロモーションビデオに見えなくも無いですが、福山ファンとしてはもちろんOK!!! 今年の大河は全部見られそうです。

「November Steps」 のお話を。NHKの番組で、「クラッシックミステリー 名曲探偵アマデウス」 というのがありまして、BSで放送されていて見られなかったのですが、金曜日の夕方に再放送をしていまして、録画の上、見ることが叶いました。この曲は、武満徹さんが作曲した現代音楽で、オーケストラをバックに、尺八と琵琶が奏でられ、映像的にも何とも不思議な雰囲気を醸し出した楽曲です。これがまた、緻密に計算された音楽でして、邦楽の静寂の中に音をしみこませる、そんな圧倒的迫力を持ち、他のクラッシック音楽には無い音の世界を展開させています。これが不思議と日本人として理解できる音の世界でして、深い感銘を受けた次第。。。ttp://www.nhk.or.jp/amadeus/quest/52.html

でどうして、ブログの更新が滞りがちなワタクシがわざわざこのネタを書いたのかと言いますと、我が高校の校歌はまさに武満徹氏の作曲。作詞は谷川俊太郎さんでしたから、その尊さは存じ上げていたのですが、まさか、こんな音楽を作られる方とは知りませんでした。大好きな校歌でして、のん太に子守唄代わりに聞かせていたこともあり、嬉しいやら、誇らしいやら。まぁ、自慢したくなったわけですな。ホホホ!!!

まぁ、のん太は自慢の校歌ではビクともせず、浦和レッズの応援チャントで泣き止み、眠ってくれるわけですが。。。恐るべし胎教。。。

 

作詞:谷川俊太郎
作曲:武満徹


登城ヶ丘の草の上
ひたむきに若さを生きる
歌声の海へ広がる
この丘にわれらはまなぶ
喜びも悩みも共に


はるかにのぞむ伊勢湾は
ゆれ動く歴史をうつす
たえまなく今日をのり超え
この国はわれらがひらく
ふるさとの誇りを胸に


心にひめた問いかけは
限りない未来をめざす
夢はらむ高みのかなた
この空は宇宙へ続く
新しい答を待って


コメント(0) 

生演奏の魅力 [音楽]

相変わらず、時間を見つけては、練馬文化センターでの無料または格安講演会に出かけています。年末には、上智大学のマンドリン演奏会に、年明けには、大江戸交響楽団の演奏会に出かけました。

マンドリン演奏会は何と言っても指揮者の方が素晴らしかったように思います。編曲も担当されていて、じっくり聴かせるところ、広がりのある音を聴かせるところ、指揮者の腕を見た、そんな印象を受けました。元はといえば、「威風堂々」 が演目の中にありまして、是非とも聴きたいと出かけたわけですが、マンドリンの海辺での夕焼けに向かって奏でているような、少々物悲しくも感じる音色に、また新境地を見た思いでした。埼玉スタジアムで聴いている、数万人におよぶREDSサポーター陣のずっしりとした地鳴りの様な威風堂々http://jp.youtube.com/watch?v=e7xH7b0jJaA&feature=channel_pageとは、またぜんぜん違う。。。^^;

大江戸交響楽団の演奏会にはどうしても行きたい思いがありまして、強行日程の中、出かけて参りました。演目のベートーベンの「英雄」は、学生の頃、レベッカ、マドンナと並ぶ、よく聴いた3枚のCDの一枚です。指揮者はもちろんカラヤン。大学までの片道1時間弱、車の中で聴き倒したその曲には強烈な思い出があります。特に、叔母が亡くなった時は、数日このCDばかりを聴いた記憶がありまして、どちらかというと社会人になってからはその印象が強く、全く聴いていなかったというのが正直なところ。久しぶりに聴く「英雄」に自分がどんな反応をするのか、体感してみたく出掛けた次第です。何せ、自分の中の対抗馬がカラヤンですから、他の追随を許さないものであることを再認識したわけなのですが、不思議と、お恥ずかしながら泪が止まりませんでした。音楽には不思議な力があるというのは本当のようです。しみじみと実感。。。

だけれど、先日、たまには少し奮発してプロの仕事も聴きたいと、「加古隆ピアノコンサート」 に行ってまいりました。加古隆さんは、NHKの「映像の世紀」メインテーマの「パリは燃えているか」 「白い巨塔」 などを作曲されている方です。http://www.takashikako.com/ 白いシャツに黒いスラックス、黒いかちっとした帽子のお姿そのままに、実に凛とした演奏でした。切ないほどに重苦しい様に、心が背伸びする様、光や水、雪に風、もののあるがままの生き生きとした場面が次々と展開されます。まさに、オリジナルとはこういうことを言うのだろうなぁ、などと思いつつ。自身で音をつくり、自身で演奏することの自由な様。後半は、ヴィオラの番場かおりさんも加わり、落ち着きのある大人の世界とでも言いましょうか。ヴィオラこそしっくりきます。正解。素晴らしい!

プロの仕事、アマの仕事、当然差があって当たり前なのですが、近頃はその両方に魅力があるように感じています。何せ、生演奏は何ものにも代えがたい、人間ドラマが伺えるように思うのです。余談ですが、サッカーは、11人の競技者がその時々の体調はもちろんのこと、監督が何を考え、試合前に何をしたか、試合中に、その時々にどんな動きをするか、個人では到底生み出せないほどの力を組織として備えているか、時々刻々と生もののように変わる様が魅力の一つであると感じています。演奏の世界もまた然り。この恐ろしいほどの生もの的感覚こそが、生演奏の魅力なのではないかと思うわけで。


コメント(0) 

Lad!Orchestra~眠れないコンサート~ [音楽]

今更ではありますが、冬ですね。Jリーグがお休みのこの季節。我が家では、お手頃価格のクラッシックのコンサートに出かける、期間限定のブームが訪れます。そこで、練馬文化センターですよ。何せ、ご近所ですから、時間も特に気にせずに出かけられます。
         
大学生やサークルの演奏会が多い今日この頃、昨夜は、Lad!Orchestra の第一回演奏会 ~眠れないコンサート~ http://ladorchestra.ikidane.com/ に行ってまいりました。大ホールですので借りるだけでも20万円弱は必要でしょうに、入場料は無料でして、これが文化活動への情熱か!!! などと、生粋の体育会系で育ったワタクシとしましては、少しばかり羨ましい思いもあったり。お金はいただけないという演奏に、好奇心もあったり。はたまた、無料なんて価格破壊だ!!! 等と、仕事柄思ったり。Lad!Orchestra は、20歳前後の若者が集まって昨年6月に結成したばかりの管弦楽団とのこと。若いからこそ出る音もあるに違いない!!! と思いつつ席に着きました。
    
チャイコフスキー: バレエ組曲 <くるみ割り人形> より トレパーク 花のワルツ
ラベル: 亡き王女のためのパヴァーヌ
リスト: 交響詩 <前奏曲> (レ・プレリュード)
ディズニィ・ファンティリュージョン!
ザ・ソング・オブ・ライフ  (TBS 「世界遺産」 テーマ曲)
パイレーツ・オブ・カリビアン
    
指揮: 渡邉大貴   ゲストコンサートマスター: 菊間竜太朗
    
前半のクラシックはやはり難しいようです。慎重に、丁寧に音を出している雰囲気が伝わってきまして、静かな曲はどんどん沈んでいくような、そんな印象でした。管楽の入りが合わなかったり、難しいものなのですね。パイレーツ・オブ・カリビアンは若者らしい思い切りのある音が出ていて良かったように思います。だけれど、この最後の曲だけ、ゲストコンサートマスターの菊間さんが入ってまして、アンコール曲での菊間さんのソロ音を聞きましても、やはり違いが良くわかってしまいまして。コンマスで全体の印象まで変わってしまうものだなぁと感じ入り。。。
    
何せ、彼らにとっては第一回目の演奏会です。そんな記念すべき演奏会に立ち会えて幸運でした。若い方々ですし、もう数年もすれば、高額チケットで迎えてくれるようになることでしょう!!! その日を楽しみに、我はチケット代を稼ぎましょう。
       
演奏中、浦和のチャント(応援歌)には全然反応しなかったお腹のチビがよく動きまして、、、や、もしや、サッカー教育を方針とする親への最初の反抗か?!!! ドキドキ。。。^^;
    

コメント(2) 

アナリーゼ [音楽]

ガチャピンとムックが喧嘩したらしいですよ。ムックがガチャピンのおやつを食べたらしいです。食べ物の恨みは恐ろしい。http://netallica.yahoo.co.jp/news/21478 早く仲直りして欲しいものです。。。

新春ドラマの 「のだめカンタービレ ヨーロッパ編」http://wwwz.fujitv.co.jp/nodame/index.html見ました? ええ。見ましたとも。といいますか、昨夜も録画を見てしまいました。ほぼ、毎晩見てたりします。個性ある登場人物も面白いのですが、ピアノ奏者とオーケストラの指揮者である主人公を中心に、奏者がつくる想いによって音が全然違うものになることが、とても分かり易く、楽しく学べました。クラッシックの世界も、美術の世界に似たものなのだなぁと。作曲家の時代背景とその時の心情と、想いを表現する手段としての音なんだなぁと。

まれに、演奏会に出かけていくのですが、全くと言っていいほど演目が覚えられませんで、感じれば良いものなんて、開き直っておりました。さらに、現代美術を見に行っても、題を見なければ伝わらないものはいかがなものかと。それも、感じ方の一つ。見る人、聞く人の自由で良いもの。でも、作者の想いを汲むよう努めるのも面白いようです。

変態よ。ありがとう。世界が一つ広がった!


コメント(0) 

ほんの3まわり、されど3まわり [音楽]

先ほど、練馬西税務署が主催する青色申告の説明会に行ってまいりました。正直、相当眠ってしまいまして。。。ま、何とかなるでしょう。全く無知でお恥ずかしいのですが、消費税って、課税売上高が1000万円を超えない事業者は申告しないものなのですね。知りませなんだ。。。5%の内訳も、1%が地方消費税で、4%が国税なのですね。ほぉ~。重ねて知りませなんだ。。。世の中を感知しない勤め人だったようでして、日々、初めて知ることが多々ございます。

 

一昨夜、とてもお世話になっている方にお魚料理を御馳走になりました。お刺身もお鍋も本当に美味しく、お店の親父様の深い笑い皺も眩しく、人生の大先輩の御三方を前に特等席に座らせていただきました。戦中、戦後のお話から、ストライキ全盛の頃のお話、小学校時代や中学、高校時代のお話、経済の話、もう、こんな経験は二度とないだろうと思うほど、それはそれは興味深いお話でした。ワタクシより、大先輩と言っても、ほんの3まわり(12×3=36歳ですか)ほど違うだけなのですが、3まわり違うと世は大きく変わるものですね。たかが3まわり、されど3まわり。世の中を動かす人の考え方が世代で変わるというのは、何となく理解出来るように思いました。恐縮ではありますが、御三方ともとても魅力的な方でして、ただ3まわり年を重ねただけではないと言いますか、今も走り続ける圧倒的パワーに大いに感化された夜でありました。機会を与えていただきましたことに深く、深く感謝いたします。

 

昨夜は、田部京子さんhttp://www.kyoko-tabe.com/Bio.htmのピアノリサイタルへ、世界的にも良い音響ホールとされている浜離宮朝日ホールに行って参りました。演目はシューマンのパピヨン、子供の情景、アラベスク、謝肉祭です。昨今はサッカー観戦費を捻出するため、なかなか出かけていないのですが、演奏会は良いものですね。オーケストラも良いのですが、御一人で演奏されるステージには、神に選ばれたような力強い魂と度胸と、一人がつくりだす何やら宇宙といいますか、そこまで歩いてきた人生観を見ることが出来ます。(っと、最近、サッカー漬けが祟ってか、感じるものが多分に体育会系的ですな。。。) ホールの大きさも音響もよろしく、田部さんの演奏も迫力あり、豊かな情感あり。しかもシューマン良いですね。何より、演奏後の田部さんの上品でやわらかな笑顔に心も温まります。しばしの日常からの逃避行、後ろの席から聞こえる寝息の音量をもう少し下げていただけると尚良かったのですが、それもCDでは味わえない、ホールだからこそ味わえる人間模様。田部さんの深い音に包まれ、それはそれは贅沢な夕べでありました。

 

また時々現実逃避出来るよう、ちゃんと働かねば。。。さぁ、さぁ、さぁ。。。


コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。