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November Steps [音楽]

昨年の買い物の中で、最も買って良かったと思うものは、ブルーレイディスクレコーダーです。それまでテレビ録画と言えばパソコン上のソフトか、ビデオデッキで通していたものですから、その便利たるや感激ものです。デジタルテレビチューナーも付いていましたので、デジタルテレビの美しさにも感動ですし、CDも聞け、のん太(息子8箇月)の為の童謡CDもハードディスクにダビングし、快適そのもの。もともと、NHKドラマの 「坂の上の雲」 と 「龍馬伝」 を録画する為に購入したのですが、いろいろと録画して、夜中に帰宅する夫と晩御飯を食べながら、マニアックなテレビ番組を楽しんでいます。

ちなみに、「坂の上の雲」 は原作には無いエピソード満載で、少しばかり抵抗があったのですが、だけれど緻密に製作されていて、原作とは別物として至極楽しんでいます。

「龍馬伝」 は何といっても昇さん、じゃなかった、香川照之さん演じる岩崎弥太郎のギラギラした生命力に魅力を感じています。浦和レッドダイヤモンズのサポーターとしては、三菱財閥に親近感を思うところもありまして、若干、福山雅治さんのプロモーションビデオに見えなくも無いですが、福山ファンとしてはもちろんOK!!! 今年の大河は全部見られそうです。

「November Steps」 のお話を。NHKの番組で、「クラッシックミステリー 名曲探偵アマデウス」 というのがありまして、BSで放送されていて見られなかったのですが、金曜日の夕方に再放送をしていまして、録画の上、見ることが叶いました。この曲は、武満徹さんが作曲した現代音楽で、オーケストラをバックに、尺八と琵琶が奏でられ、映像的にも何とも不思議な雰囲気を醸し出した楽曲です。これがまた、緻密に計算された音楽でして、邦楽の静寂の中に音をしみこませる、そんな圧倒的迫力を持ち、他のクラッシック音楽には無い音の世界を展開させています。これが不思議と日本人として理解できる音の世界でして、深い感銘を受けた次第。。。ttp://www.nhk.or.jp/amadeus/quest/52.html

でどうして、ブログの更新が滞りがちなワタクシがわざわざこのネタを書いたのかと言いますと、我が高校の校歌はまさに武満徹氏の作曲。作詞は谷川俊太郎さんでしたから、その尊さは存じ上げていたのですが、まさか、こんな音楽を作られる方とは知りませんでした。大好きな校歌でして、のん太に子守唄代わりに聞かせていたこともあり、嬉しいやら、誇らしいやら。まぁ、自慢したくなったわけですな。ホホホ!!!

まぁ、のん太は自慢の校歌ではビクともせず、浦和レッズの応援チャントで泣き止み、眠ってくれるわけですが。。。恐るべし胎教。。。

 

作詞:谷川俊太郎
作曲:武満徹


登城ヶ丘の草の上
ひたむきに若さを生きる
歌声の海へ広がる
この丘にわれらはまなぶ
喜びも悩みも共に


はるかにのぞむ伊勢湾は
ゆれ動く歴史をうつす
たえまなく今日をのり超え
この国はわれらがひらく
ふるさとの誇りを胸に


心にひめた問いかけは
限りない未来をめざす
夢はらむ高みのかなた
この空は宇宙へ続く
新しい答を待って


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