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木の香る住まいづくりセミナー2008 見学4 [木の香る住まいづくり]

■山の現場

~木材生産の現場(飯能)を訪ねて~

日時: 3月28日(土曜日)am10:00~

ガイド: 町田 多可雄 (協同組合フォレスト西川)

集合場所: 西武池袋線飯能駅南口ロータリー集合

山には様々な木が育てられています。その中でも日本中に最も多いのが杉の木です。反応は江戸へ良質の西川材を供給する木材集積地として栄え、多くの製材所が現在でも多く存在しています。山での伐採の現場と製材工場の現場を見学します。

バスを借りる都合があり3月14日までに参加される方は現代計画の藤井info@gkk-tokyo.comまでお知らせ下さい。

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15名の方の参加をいただきました。ありがとうございました。ワタクシは出産が近いので、残念ながら今回は欠席したのですが、参加された方に様子をお伺いしたところ、楽しく学べたとのこと。好評だったようです。

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木の香る住まいづくりセミナー2008 座学4 [木の香る住まいづくり]

■環境と健康に負荷をかけない木の香る住まい

~シックハウスにならない家~

日時: 2009年2月15日(土曜日) pm2:00~5:00

場所: 石神井区民交流センター会議室(2)(3)

講師: 磯崎 真一 (協同組合ケイヒン建設)

コーディネーター: 田村 晴久 (木の香る住まいづくり部会)

環境と健康に負荷をかけない家づくりとは? 単に言葉では当たり前のようなことですが、これを実践していくことは、ちゃんとこだわりを持って、一本筋の通った気持がなければ、大変難しいことです。リフォームを含め、合板、集成材、化学接着剤を使用しない住まいづくりを実践している磯崎さんのお話を伺い、環境と健康に負荷をかけない家づくりを皆で考えます。また、自然素材のあれこれも紹介していただきます。

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8名の方の参加をいただきました。ありがとうございました。磯崎さんは、これまでハウスシックや化学物質過敏症に悩む方々の相談を受け、住まいを提案されてきたとのこと。(協同組合ケイヒン建設URL http://www.keihinkensetsu.or.jp/index.html) その経験と実績から、様々な自然素材や、シックハウス対策法、電磁波などについて大変興味深いお話をしていただきました。自然素材に囲まれて住まうということは、すなわち、自身の体の免疫力を高め、健康に保つことにつながる、との磯崎さんのお話は何とも力強く、深く印象に残りました。ありがとうございました。


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木の香る住まいづくりセミナー2008 見学3 [木の香る住まいづくり]

 西東京市富士町の工務店、岡庭建設さんhttp://www.okaniwa.jp/の仕上げ工事中の現場を訪ねます。国産の杉材を使ったまさに「木の香る家」です。三鷹の9坪半の家、西東京市富士町のソーラーシステムを取り入れた住まいの2軒です。

■ものづくりの現場 ~建設中の現場を訪ねて~

集合日時: 2009年1月31日(土曜日) pm2:00

集合場所: JR三鷹駅改札口 

参加費: おひとり様500円 (イベント保険代として)

ガイド: 笠原 けい子 (木の香る住まいづくり部会)

持ち物: スリッパ (現場内はスリッパです。お忘れなく!)

ご注意: バス代210円は各自でご負担ください。動きやすい服装でご参加ください。pm.5時ごろ東伏見駅で解散予定です。事前に保険に加入しますので、参加を希望される方は必ずご参加ください。

住まいづくりの現場にお邪魔して、住まい手のこだわりどころ、専門家のこだわりどころなど、感想や意見交換をしましょう。新たな発見が生まれるかもしれません。

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14名の方の参加をいただきました。参加してくださった皆様、ご協力くださいました岡庭建設の皆様、ありがとうございました。案内役がワタクシ一人でしたので、少々心配ではありましたが、心配していた雨も上がり、無事、終了して一安心でした。

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2軒の見学は、とても興味深かったです。建坪9坪半の家は延べ床面積の割にとても広いように感じました。伸びやかさのある天井高や、吹き抜け、使っている素材の優しさ、空間を小さく区切らないことがその味噌なのかもしれません。和歌山の材木商である山長さんの杉の柱梁は何とも力強く、仕上げ工事中でしたがとても良い香りがしました。同じ杉でも産地によって色合いが違うのですが、和歌山の材は濃すぎず薄すぎず、程良い雰囲気を作ってくれるようです。玄関から入ってすぐのLDKには、窓沿いの通路に面し、腰掛け程度の高さの床が設けられていて、台所も面し、面積の割に大胆なプランニングでした。2階の吹き抜けから入る光もやわらかく、「家族が仲良くなるお住まい」 そんな印象でした。

もう一軒は延床面積30坪程のお住まいです。窓が充分にあり、そのための壁の補強が適切で、住まい手さんの思いを実現しようとする設計者の思いやりが伺えたように思います。全建連JBNサポートセンターhttp://www.jbn-support.jp/model/model.htmlが勧める超長期優良住宅の仕様に従ったお住まいとのこと。もう仕上げ工事の段階でしたので、4.5寸角(135×135mm)の土台は見られませんでしたが、力強い杉の梁材を見ることができました。工務店さんの物づくりへのこだわりと、信頼できる技術を伺うことが出来たように思います。

今回の物件は、双方とも岡庭建設さんの設計施工でして、設計にかかわっていない身としましてはさほど説明出来ることはないかな、などと思っていたのですが、現場に入ると、意外にも、ずっと話続けられるほどでして、住まい手の皆さんにお伝えしたいことは沢山あるものだと実感。まさに、百聞は一見にしかず。実際の物を見てお話すること、体験していただくことが重要であることを再確認した午後となりました。参加してくださいました皆様、現場で説明してくださいました大工さん、本当にありがとうございました!

 


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木の香る住まいづくりセミナー2008 座学3 [木の香る住まいづくり]

■住まいの改修を考える

~ここちのいい木の香る家へ改修したい~

日時: 2009年1月17日(土曜日) pm2:00~5:00

場所: 石神井区民交流センター会議室(3)

講師: 伊藤 良次 (練馬区建築課)   今井 信博 (現代計画研究所)

コーディネーター: 加来 照彦 (木の香る住まいづくり部会)

四川大地震に岩手宮城内陸地震、こうした報道を見ると今の住まいを改修すべきか、建て替えるべきか、つい悩んでしまいます。雨漏りの修繕からそろそろ古くなってきた水回りや外回りの改修、耐震改修、省エネ改修など様々なことが考えられます。そもそも改修とは何でしょうか? 改修について基本的なことからその事例までをご紹介、皆で考えます。また、練馬区における耐震改修の制度についても紹介いたします。

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23名の方の参加をいただきました! ありがとうございました。

大盛況でした。耐震改修やリフォームに対する、住まい手の皆さんの関心が高いことを痛切に感じた講習になりました。今井さんには、構造のお話から改修のお話まで、広くお話いただいたように思います。伊藤さんには、練馬区の耐震改修の現状や、改修する際の補助金など、詳細にまとめられた冊子を元に、丁寧にお話いただきました。小学校などの公共施設の耐震化はずいぶん進んでいるんだぁ、という印象です。公の方針としても、1981年の新耐震基準以降に建てられたものと、以前に建てられたものとで線引きをしているようで、耐震改修が必要との判断はこの法が施工される以前のもので、耐震改修のための補助金もこの期間に建てられたものが対象となるとのことです。

個人的には、もう少し耐震改修の事例を見たかったように思います。来年度セミナーの検討事項ですね!

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木の香る住まいづくりセミナー2008 座学2 [木の香る住まいづくり]

第2回セミナーが今週末に開催されます。今回のテーマは、「まち」。住まいづくりは、まちづくりに直結するものだと常々感じておりまして、まちに住まうということは、練馬のような敷地面積に一杯に建物を建てることが多い地域では特に、住まい方に直結する重要なポイントであると感じています。練馬でまちづくりに取り組む方々を講師にお迎えし、まちについて考えます。

■家と家、まちのすきまを考える 

~街にここちよく住まうためのすきまの工夫~

日時: 12月13日(土曜日)14:00~17:00 石神井区民交流センター会議室(3)

講師: 石川 貴洋 (練馬まちづくりセンター所長)

講師: 山本 雅之 (Nerima景観まちづくり会議代表)

コーディネーター: 笠原 けい子 (木の香る住まいづくり部会)

まちは一軒一軒の住まいが集まって出来ています。練馬には「窓を開ければすぐに道路」という住まいが多いのではないでしょうか? ここちのよい住まいをつくるために家と家のすきま、家とまちのすきま、まちとまちのすきまを、連携しまちづくりをした住宅地、まちづくりを意識した住まい、練馬のまちの写真を見ながら皆で考えます。また、ここちいい住まいやまちをつくるための法律や制度についても紹介いたします。

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5名の方の参加をいただきました。ありがとうございました。

石川さんの建築基準法から都市計画法などの法規関係のお話はとても分かりやすく、大学の講座を聞いているような理路整然とした語り口調に、普段設計仕事に携わるワタクシとしましてもとても勉強になった思いです。山本さんのロマンを思わせるまちづくりのお話や、練馬のまちなみの写真には、まちづくりの大切さを改めて知った思いでした。

まちづくりというと、年末ということもあってか、人気が無かったようで、とても取っつきにくいテーマなのかもしれません。住まいを計画するにあたって、意外と身近なテーマであると感じています。特に練馬のような建てづまった地域では、まちを意識して住まいを考えたいところです。

 


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木の香る住まいづくりセミナー2008 見学2 [木の香る住まいづくり]

11月29日(土曜日)練馬木の香る住まいづくりセミナー2008 第2回見学会が開催されました。10時に新木場駅に集合し、木材合板博物館に、丸天合板さん、深川江戸資料館、17:30に解散と丸一日の見学会でしたが、7名の方の参加をいただきました。ありがとうございました。個人的にも、未開の地でして、とても興味深く、楽しい一日でした。コーディネイトされた岡崎さんにも深く感謝したいと思います。ありがとうございました。 

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↑ まずは、 昨年新設された木材合板博物館http://www.woodmuseum.jp/index.htmlです。10分ほど、合板に関する映像を見まして、博物館の展示室へ。在来工法の実物模型です。合板は床に壁に屋根、今や住宅づくりに無くてはならない材料です。

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↑ 合板になる木として、幹の展示がありました。 乾燥する前の生木から展示をはじめたこともあり、大きく割れが入っています。

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 ↑ 木は中央の赤い部分(赤身)と白い部分(白太)に分かれます。白太はどんどん成長する範囲、赤身はもう水を吸わない細胞です。写真の赤松は、この白太の部分にカビが生えていますが、赤身にはカビが入っていません。赤身は腐れに強いのです。

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↑ 展示パネルです。日本の森林の41%が人工林というのは驚きです。意外と多いですね。人工林は手入れの行き届かない山がほとんどと聞きます。治水の機能が弱体化している山が4割ということ。数字で突きつけられると、身につまされます。

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 ↑ 都道府県の木 東京はイチョウです。埼玉はケヤキ、我が故郷三重はジングウスギです。オリーブやらツツジを県の木にしているところもあれば、黒松、赤松、モミジとなっているところもあります。多くある、おおく流通しているというよりは、県民に愛されているということが選定の理由なのかもしれません。

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↑ 合板といっても様々です。仕上げに用いるもの、構造に用いるもの、コンクリートの型枠に用いるもの。適材適所で用いなければいけません。 

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 ↑ 丸太をカツラムキして、接着剤で張り付けたのが合板です。

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 ↑ 簡易的なカツラムキ機が展示されていました。割れを防止するために、十分な水分を含んだ丸太を使うそうでして、造られた板もしっとりと水分を含んでいました。

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 ↑合板といえば、接着剤が鍵。一時期、シックハウスで問題となったのも、この接着剤が主な原因でした。耐水性や耐久性を左右するのも、接着剤といえましょう。

↓ここからは、丸天合板㈱さんの倉庫を見学です。

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 ↑ 天井板を作られている業者さんで、7mm厚の天然木天井板や、合板に木を張り付けた天井板が所狭しと置いてあります。天井板に使われる主な材料は杉です。杉は造作しやすく、木目が面白い材料です。

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 ↑森廣さんと飯島さんに説明していただきました。

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↑うずくり(木目が浮き出る)の天井板です。右はその裏。薄いので反らないように裏側で処理をし、晴れて天井板としてデビューします。

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 ↑ 杉の床柱です。霧島杉や屋久杉、吉野杉が多いようです。

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↑幅の広い板はどうしても高額になります。上の写真くらいの幅のものを上手にデザインするのが腕の見せ所?

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↑建具にすると素晴らしいだろうなぁ~なんて眺めておりました。一枚で車が買えるとか。

丸天合板さんを後にし、電車を乗り継いで深川江戸資料館http://www.kcf.or.jp/fukagawa/index.htmlに参りました。写真は撮らなかったのですが、江戸時代の長屋やお店など、庶民の生活が再現されており、しかもその長屋の中に足を踏み入れられるところが興味深かったです。6畳の和室に1畳半の土間に台所、荷物を隠すツイタテと、まさに最小限住宅がそこにありました。天井が無いせいか狭いという感じではなく、むしろ、居心地の良い空間ボリュームといいましょうか。現代人は物を持ちすぎかもしれないと、感じ入った次第です。

 


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木の香る住まいづくりセミナー2008 座学1 [木の香る住まいづくり]

 第1回 木の香る住まいのエネルギーを考える 

    -オール電化・ガス・太陽光発電、何がいいの-

1018日(土)pm200500 石神井区民交流センター会議室

講師:吉田 栄泰(設備設計者)藤枝 正和(東京電力)梶山禎秋(東京ガス

コーディネーター:岡崎 章臣(木の香る住まいづくり部会)  

エコロジーやエネルギー、様々なキャッチフレーズが世の中にあふれています。それぞれのもつ長所短所を今一度整理して、うたい文句に踊らせられない選択をすることが大事だと思います。それは「一人一人違う住まい手」の生活の流儀や生活習慣にはどれがよいのか、その家の周辺環境としての街の事情を考慮した時、どのような選択が可能か検証してみましょう。不安定で投機的なエネルギー事情などの現状に惑わされない、柔軟で強靱な住まいづくりのエネルギーについて皆で考えます。

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19名の方の参加を頂きました。ありがとうございました。

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木の香る住まいづくりセミナー2008 見学1 [木の香る住まいづくり]

木の香る住まいづくりセミナー2008年 見学会

第1回 探検、街歩き -すごいぞこの家、うれしい街なみ・家なみ-

 本年度の木の香る住まいづくりセミナーは座学と見学会の2本立てで計8回のセミナー開催を予定しています。まずは 大泉学園を中心に探検、街歩きを開催します!
 一軒一軒の住まいが、街なみ・家なみを つくっています。街を歩きながら、まちを うれしくしてくれている住まいの工夫を探検します。こんな街や住まいがよいなぁーと 感じるのは、どんな住まいや街のたたずみ なんでしょうか? 設計者や計画者などの 「専門家」と一般の方「住まい手」の感じ 方は違うのでしょうか? 感想や意見を交換しながら練馬の街を歩きます。是非ご参加ください!

 9月23日祭日(火)pm2:00~5:00 
集合場所:大泉学園駅駅南口広場   参加費500円
ガイド 田村 晴久(木の香る住まいづくり部会)

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6名の方の参加をいただきました。ありがとうございました。

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↑大泉学園駅からスタートです。写真右は旧日本軍将校住宅街です。

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↑最後に勤労福祉会館でまち歩きを語り合いました。


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木の香る住まいづくりセミナー2008 [木の香る住まいづくり]

木の香る住まいづくりセミナーの2008年度予定が決まりました。座学と見学会の2本立てです。色々と学べる盛りだくさんの内容で、ワタクシ自身も楽しみにしております。

4月あたりにワタクシの稚拙なプレゼンテーションが原因で落選した、「練馬まちづくりセンターまちづくり活動助成事業」ですが、代表者の田村さんのご尽力の結果、本年度も、まちづくり活動助成事業として練馬まちづくりセンターよりお墨付きをいただきました。(ワタクシは反省するばかり。。。)練馬区都市計画課の宮下さんや、練馬区建築課の伊藤さんに講師を依頼している回もあります。皆様、是非、ご参加ください!

主催:東京建築士会練馬支部「木の香る住まいづくり部会」 協賛:練馬区

参加資料費 各回1組:500円 各回定員20名 ハガキ・FAX・Eメールいずれかで、住所・氏名・電話番号を明記の上お申し込み下さい。お問い合わせ 176-0012 練馬区豊玉北6-4-4-201 現代計画研究所内      「木の香る住まいづくりセミナー」事務局 TEL03-3994-8601 FAX03-3994-8603 担当:藤井 HP: http://kinokaoruie.blogspot.com/  Email: kinokaoru@gkk-tokyo.com このブログからお問い合わせいただくことも可能です。nonki3@jcom.home.ne.jp 

木の香る住まいづくりセミナー2008 

200年の計!「木の香る家」と街を考える 

 第1回 木の香る住まいのエネルギーを考える 

    -オール電化・ガス・太陽光発電、何がいいの-

1018日(土)pm200500 石神井区民交流センター会議室

講師:吉田 栄泰(設備設計者)藤枝 正和(東京電力)梶山禎秋(東京ガス

コーディネーター:岡崎 章臣(木の香る住まいづくり部会)  

エコロジーやエネルギー、様々なキャッチフレーズが世の中にあふれています。それぞれのもつ長所短所を今一度整理して、うたい文句に踊らせられない選択をすることが大事だと思います。それは「一人一人違う住まい手」の生活の流儀や生活習慣にはどれがよいのか、その家の周辺環境としての街の事情を考慮した時、どのような選択が可能か検証してみましょう。不安定で投機的なエネルギー事情などの現状に惑わされない、柔軟で強靱な住まいづくりのエネルギーについて皆で考えます。

第2回 家と家、街のすきまを考える 

   -街にここちよく住まうためのすきまの工夫

1213日(土)pm200500 石神井区民交流センター会議室(予定)

講師:宮下 泰昌(練馬区都市計画課)  山本 雅之(Nerima景観まちづくり会議

コーディネーター:笠原 けい子(木の香る住まいづくり部会)  

まちは一軒一軒の住まいが集まって出来ています。練馬には「窓を開ければ、すぐに道路」という住まいが多いのではないでしょうか?ここちのいい住まいをつくるために、家と家のすきま、家とまちのすきま、まちとまちのすきまを、連携しまちづくりをした住宅地、まちづくりを意識した住まい、練馬のまちの写真を見ながら皆で考えます。また、ここちいい住まいやまちをつくるための法律や制度についても紹介致します。

第3回 住まいの改修を考える  

    -ここちのいい木の香る家へ改修したい-

117日(土)pm200500 石神井区民交流センター会議室(予定)

講師:伊藤 良次(練馬区建築課)今井 信博(現代計画研究所

コーディネーター:加来 照彦(木の香る住まいづくり部会)  

四川大地震に岩手宮城内陸地震。こうした報道を見ると今の住まいを改修すべきか建替えるべきか、つい悩んでしまいます。雨漏りの修繕からそろそろ古くなってきた水回りや外回りの改修、耐震改修、省エネ改修など様々なことが考えられます。そもそも改修とは何なんでしょうか?改修について基本的なことからその事例までをご紹介し、皆で考えます。  また、練馬区における耐震改修の制度についても紹介致します。

第4回 環境と健康に負荷をかけない木の香る住まい 

    -ハウスシックにならない家-

215日(日)pm200500 石神井区民交流センター会議室(予定)

講師:磯崎 真一(協同組合ケイヒン建設コーディネーター:田村 晴久(木の香る住まいづくり部会)  

環境と健康に負荷をかけない家づくりとは?単に言葉では当たり前のようなことですが、これを実践していくことは、ちゃんとこだわりを持って一本筋の通った気持ちがなければ、大変難しいことです。リフォームを含め、合板、集成材、化学接着剤を使用しない住まいづくりを実践している磯崎さんのお話を伺い、環境と健康に負荷をかけない家づくりを皆で考えます。  また、自然素材のあれこれも紹介して頂きます。

木の香る住まいづくりセミナー2008-見学会- 

200年の計!「木の香る家」と街の現場を訪ねる  

1回探検・街歩き -すごいぞこの家、うれしい街なみ・家なみ-

923日祭日(火)pm200500 ガイド 田村晴久(木の香る住まいづくり部会

集合場所:大泉学園駅駅南口広場   

一軒一軒の住まいが、街なみ・家なみをつくっています。街を歩きながら、まちをうれしくしてくれている住まいの工夫を探検します。こんな街や住まいがよいなぁーと感じるのは、どんな住まいや街のたたずみなんでしょうか?設計者や計画者などの「専門家」と一般の方「住まい手」の感じ方は違うのでしょうか?感想や意見を交換しながら練馬の街を歩きます。  

2回ザ・現場1 合板工場と銘木の現場 -木場・深川を訪ねて

1129日(土)am1000pm300 ガイド 岡崎章臣(木の香る住まいづくり部会  

知っているようで知らない材料としての合板、それが国産間伐材の有効利用を目的としていることを目の当たりにすると、これまでと違った木材感が見えてくるかも知れません。今日あまり聞かなくなった床の間などに使われる長い歴史を背負った銘木、かつての江戸の木材集積地の木場は、木材を考える上で象徴的ですらあります。一度訪ねてみませんか?   

3回ザ・現場2 ものづくりの現場 -建設中の現場を訪ねて

131日(土)pm200500 ガイド 笠原けい子(木の香る住まいづくり部会  

耐震改修の現場、あるいは、住まいづくりの現場にお邪魔して、住まい手の方のこだわりどころ、専門家のこだわりどころなど、感想や意見の交換をいたします。新たな発見が生まれるかも知れません。  

4回ザ・現場3 山の現場 -木材生産の現場(飯能)を訪ねて

314日(土)am1000pm300 ガイド 町田多可雄(協同組合フォレスト西川  

山には様々な木が育てられています。その中でも日本中に最も多いのがスギの木です。飯能は江戸へ良質の西川材を供給する木材集積地として栄え多くの製材所が現在でも多く存在しています。山での伐採の現場と製材工場の現場、木材を乾燥させる釜、プレカット工場などを見学します。 

主催:東京建築士会練馬支部「木の香る住まいづくり部会」協賛:練馬区 参加資料費 各回1組:500円(保険料込み) 各回定員20      注:2階目以降の集合場所は、セミナー等でお知らせ致します。お昼をまたぐ第2回と第4回は別途昼食代(1000円程度/1人)がかかります。

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迫力の木組み [木の香る住まいづくり]

6月14日、東京建築士会練馬支部 木の香る住まいづくり部会 主催による 構造見学会に参加しました。遠方だったこともあり、参加者は3人でしたが、とても勉強になりました。

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↑お施主さんの山の木を使うことが、大前提だったとの事。まずは、壊伐(山の木を全て伐採すること)し、何処に何の材料を使うか決めたそうです。左はリビング、右は和室の床柱の写真です。梁はむくり(自然な湾曲)のまま使い、柱は磨きで、自然の姿そのままに。何と、大胆な。これもお施主さんのご要望だとか。

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 ↑455mm毎に入れられた間柱は3寸角(90mm×90mm)のヒノキ。まさにたっぷり木を使ったお住まいです。山の木を使うとなると、平角(長方形断面の梁材)として使うより、丸みを帯びたまま使う(太鼓梁といいます)方が構造的に有効な断面を確保することが出来る、ということがあります。超長期住宅を狙ったお住まいということもあり、柱は4.5寸角(135mm×135mm)以上、梁の幅も4.5寸以上で、もちろん、屋根を支える束も4.5寸角。木組み迫力の構造体です。

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↑木は自然な姿のまま活かしたい、とのお施主さんの方針は、床板も変わらず、床板は色々な樹種の組み合わせになるかもしれないとのこと。まさに大工さんの腕の見せ所となること間違いなし。これは是非、出来上がりを拝見したいものです。竣工見学会も開催させていただけるようです。どんな仕上がりになるのか、迫力の空間になるのか、とても楽しみです。 

決まった製品、パーツを組み合わせる住まいづくりもありますが、材料をどうやって組み立てるか、山の木を伐ってから考える、なんて住まいづくりも素敵なものだと感激しました。あるものを使うというのは、なかなか難しいことだと思うのですが、今回の大工棟梁さんは30歳の方とのこと。工務店さんの社長さんもワタクシより年下でして、何より良い刺激をいただきました。ご協力いただきました工務店さん、お忙しい中、ありがとうございました。


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