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200年住宅 [ものづくり]

福田首相の先導で始まった200年住宅構想がいよいよ現実味を帯びてきました。地球環境を守るため、耐用年数の長いストック型の住宅をつくろうとするもの。寿命の長い住宅とすることで、固定資産税などの優遇が受けられるようです。既存住宅でも、この4月から省エネ改修することで減税を受けることが出来るようです。http://www.mlit.go.jp/yosan/yosan08/zeisei08g/zeisei08_.html

昨日は住宅・建築物「省CO2推進モデル事業」の提案について、平成20年度第1回の募集が開始されたとのこと。http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/07/070411_.html

日本の住宅の寿命は35年程度と聞いています。だけれど、その住宅を成すだけの木になるためには60年を要します。住宅の寿命を延ばすことは地球のためには大切なこと。

200年となると、ワタクシが住宅を新築、35年で代替わりすると仮定すると、5代先の世代がその住宅を使うということ。子孫が使い続けるというのも考えにくいので、まさに社会的ストックをつくる感覚。住宅の耐久性から考えて200年持つかどうか、それもとても大事なことですが、住宅は生活そのもので、生活に住宅が対応できるかどうか。。。200年先の生活に対応出来るようにしておくことが寿命を決めるといっても過言ではないように思います。

200年先の生活がどのようなものになるのか、ちょっと想像がつきません。今から200年前となると、1808年。ナポレオンがフランス皇帝になったのが1804年。江戸時代、第11代徳川家斉のころ。平均身長も相当違うでしょうし、子供も多かったのでは? ウーッム。。。その辺りのことは、まさに超寿命のヨーロッパの住まいからヒントをもらうのが良いかもしれませんね。

200年先ですよ。宇宙に移住しているかもしれないしなぁ。。。

200年級の耐久性というのも大変です。木組みの家なら前例がありましょうが、現代のように金物を多用した住まいとなると、いかがなものでしょう? 金物って200年持つのかしらん? 

中村木材さんの住宅なら、200年余裕で持つのでは??? http://nonki-tun.blog.so-net.ne.jp/2008-01-09 (兄に営業費を請求しようかな。。。。(。-∀-) ニヤーリ)

いずれにせよ、アンテナの照準を合わせたいところ。


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