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豊洲問題に思うこと [ひとりごと]

 土壌汚染が確認される地に建設する建物としては、何度考えてましても地下空間と呼ばれているピットのある現案が最善のように思います。さすが日建だなぁと思ったり。

 最初の外部有識者の技術会議の中に建築屋さんがいなかったことが問題の根源ではないかと思います。土を盛ったところで、海辺のゆるい地盤の上に杭を打たずに建物を建てられるわけはなく、杭を伝って土壌汚染が上がってくることは容易に考えられます。最終形態が建築物なわけで、何故設計屋を入れなかったのか。机上の空論を議論していたのではないかと想像してしまいます。有識者が関わった机上の空論を覆して現実対策に落とし込むためには、もっと騒ぎ立てて再議論する過程が必要だったということでしょう。

 建築屋としてはそう思うわけですが、小池さんはこの問題解決の目的を違うところに置いているように見えます。政治家として、今後の都政を透明なものにする為のパフォーマンスなのかなぁと。。。

 地下ピット内で環境汚染が確認されたとしても、人が往来する空間であるコンクリート床上空間で環境汚染が確認されないのであれば安全宣言をしても良いのではないかと、ネズミが走ると噂される現在の築地市場を鑑みてそう思う訳です。


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