図解法規 [ものづくり]
法規の図解が届きました。「6月20日建築基準法が改正されたのですが、それに対応させるよう改訂するので、是非、ご購入を。」 と、9月中頃、飛び込みでセールスに来られた新日本法規の方に説得され、まぁ、もともと必要だろうと思っていましたので購入することにしたのです。
「住宅設計基準マニュアル」 と言われると、マニュアル通りに作るなんて嫌だわ~、なんて思ってしまうのですが、中身は住宅関係の法規が満載です。図が入って読み易すかろうと、手元に置いて読破しないといけません。もともと法規は12月中旬に販売される、青本と呼ばれる、青い辞書のような本を使っていたのですが、条文ばかりで、頭の中で整理しながら読まなければならず、時間がかかります。だけれど、法の原文は照らし合わせて読むものなので、それはそれで必要な本でして、改定された青本は買わねばなりません。
法規を読むのは嫌いではないです。納得できない法もありますが、大事なことが見えてくるように思うのです。
特に、木に関する法規はここ数年大きく動いてまして、都会の住宅地では出来なかった木の表しの家がつくれるようになつつあります。火を防ぐには、燃え盛る火に対抗できるかどうかという判断がもとで、これまでは木はダメとの判断でした。そうではなく、厚みのある部材であれば十分耐えうるという実態に即した判断に変わってきたのです。これは証明するために実験をしなければならないのですが、費用と手間が掛るわけで、実に諸先輩方の熱意の賜物です。www.forum.or.jp/event/itakura.pdf
法の改正という進歩に置いていかれないようにしなくては。
2007-10-11 17:56
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