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聖地駒場とホーム浦和 [旅 まち歩き]

練馬区では只今、都市計画審議会の区民委員を募集中でして、応募してみようと思っています。12日締め切りで1,000~1,200字程度の論文を提出しなければなりません。テーマは、「練馬区のまちづくりと今後の都市計画審議会の役割」 です。例の如く、一か月ほど前から温めているものの、未だ進まずです。。。

何せ、就職して4年間は環状7号線沿いの練馬区豊玉中に住み、結婚して2年ほどは埼京線沿いの南与野に。勤務先は練馬ですので、最終電車近いというのにギュウギュウ詰めの満員電車に負け、夫が単身赴任中にコソッと石神井公園に引っ越し、4年半。勤め人としての10年間は練馬で働き、週末は車で郊外に脱出するという生活をしていたので、練馬と言えば、「住む」 というより、「働く」 ところのイメージが強いのです。

だけれど、この度、練馬区内で開業し、都市計画審議委員に応募する限りは練馬を研究しなければなりません。 まずは、「練馬区都市計画マスタープラン地域別指針」 の報告書と、地図とを合わせてにらむところから始めています。さぁ。締め切りまであとわずか。とうとうお尻に火がメラメラと。。

 

ところで、お題にあります、「まちづくり」 って何でしょう?

 

「安全、安心、便利に暮らす」 というキーワードからは防犯、交通、治水、上下水道、ガス、電気への整備が思い浮かびます。「快適に暮らす」 となると、図書館や美術館、病院、福祉系の施設、公園や遊歩道、水や緑の環境整備といったところでしょうか。みな大切なことです。

「楽しく暮らすまち」 「活力あるまちをつくる」 となると、これが、また難題。だけれど、もしかすると一番大事かもしれない、と思うのです。「訴えて次の日からすぐ便利になるものでもなし、色々不便だけど、ここに住んでると楽しいから、何とか住み続けたい。」 そんな気持ちが芽生えるとすれば素敵な話です。お堅い施設ばかりでもダメ、何かストレス発散できるような、日常を忘れてしまう程の楽しみがなきゃ、人間生きていけません。それは公園で水面に顎をのせ、お尻を振りながら泳ぐカモを見ることかもしれないですし、緑の中で犬を散歩させることかもしれません。はたまた、一年に一度あるお祭りかもしれませんし、知った顔と対戦する囲碁かもしれません。

練馬区の楽しみとなると何でしょうか? 元気をくれるキャベツ畑? 

ウ~ム。締め切りギリギリまで、もう少し考えます。

 

7日に浦和レッズの聖地、駒場スタジアムに行ってきました。埼玉スタジアムが出来る前の、レッズのホームスタジアムです。収容人数が埼玉スタジアムの3分の1ということもあり、チケット争奪戦はすごいらしいのですが、そこは夫が粘ってくれまして、立ち見席で参戦です。

まず、赤いレプリカユニを来て、電車に揺られて浦和駅へ。発車メロディは 「浦和レッズ~浦和レッズ~ララララ~ラ~ララララ~ラ~♪」 この10月から京浜東北線のホームだけレッズのサポーターズソングになったそうです。ちなみに、大宮駅では大宮アルティージャのメロディらしいです。

 

浦和駅から駒場スタジアムまで歩きました。駅前の10月10日にオープンするパルコにはレッズの横断幕が。回廊の柱もレッズ色です。配っていたパルコのパンフレットは、レッズの長谷部選手が表紙。パルコの1階にはレッズサポーターのためのコミュニケーションスペースが設置されるそうです。クラブと浦和の街とサポーターをつなぐ門という意味で、REDS GATE と名づけられるとのこと。パルコ内の埼玉縣信用金庫のATMは、待ち受け画面に選手の集合写真が登場するなど、浦和レッズバージョンに装飾されているとか。

ショーウィンドーにレッズの写真を入れた医院では、赤い旗を掲げる最中でした。途中のマンションや戸建て住宅のバルコニーにはレッズの旗が。

 

 途中の飲食店もレッズです。

浦和レッズのサポーターは、12人目の選手として共に闘う思いで全力で声を出すので、応援とは言わず参戦と言います。我らも声を枯らしながらの参戦です。韓国で試合をしても3,000人、4,000人とサポーターが集まるレッズですから、駒場は当然真赤です。大分に2-1で辛勝しました。

駒場スタジアムから北浦和駅までは、余韻を楽しみながら赤いユニフォームを着たまま遊歩道を闊歩。

  車止めは、もちろんレッズ。

80歳くらいの男の方に声をかけられ、「今日の試合どうだった? ラジオ聞いてるんだけど、なかなか結果言わないんだよ。」 勝った旨伝えると、「それは良かった~」 それはそれは嬉しそうな満面の笑顔! 

また、しばらくすると、30歳くらいの犬の散歩途中の女性に声をかけられ、「今日はどうでした?」 「何とか勝ちましたよ~」 「ああ~良かった~」

 そして、北浦和駅から、浦和駅へ。浦和のまちへ。

 

駅前にはレッズ看板。警告看板もサッカーがモチーフで、車止めもレッズです。

 

駅前の伊勢丹ではショーウィンドウがレッズ一色。そしてその前には選手や監督の足跡も。

  

商店街はもちろんレッズ色。

  

 

 

浦和グッズを販売するレッドボルテージでも赤い人が一杯。

 

レッズサポご用達で有名な居酒屋「力」では、赤い人たちと今日の試合をテレビ観戦です。

「プライド オブ 浦和レッ~ズ♪」 あちらこちらで歌う歌う。

 浦和駅ホームから見るパルコには赤いラインが。

「お疲れ~今日は暢久出なかったね~」 夫婦して、背番号6、山田暢久http://www.urawa-reds.co.jp/Team/Players/yamada_n.htmlのユニフォームを着ている私達に、赤いレプリカユニを着た50歳くらいの大人3人は、そう声を掛けて電車から降りて行きました。

もちろん、浦和レッズが浦和にいることで迷惑に思っている人もいると思います。だけれど、こんなに見知らぬ人にも気軽に声を掛けあえる、満面の笑みに出会えるまち浦和のまちづくりは、とても順調に進んでいるように思います。小学校まで浦和の隣の与野在住サッカー少年だった経歴も手伝い、サッカーに惚れ込み、浦和レッズを創設時から愛し、浦和に住みたいと何度かつぶやく夫を見るにつけ、そう思うのです。

「まちづくり」 とは、住みたくなるまちをつくること、住み続けたくなるまちの楽しみをつくることではないかと。


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