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崖の上のポニョ [ひとりごと]

もう9月ですね。早いものです。

近況としましては、一物件が実施に向けて猛ダッシュ中です。もう一物件が8月に古巣経由の工務店さんに導かれ、木の香る家をつくるべく基本設計をしたのですが、工務店さんのもともとの仕様でやった場合とコスト比較の末、工務店さんのもともとの仕様で実施するとのこと、ワタクシは退散となりました。直接のお施主さんに対する窓口であったわけでもなく、木の香る住まいの魅力を十分伝えきれないまま、この結果となったことは残念です。せめて、お施主さんに直接プレゼする機会を与えていただかないと難しいのかもしれないな、と言うのが実感です。イヤ、ナントカセネバ。。。

というわけで、最初の一物件の方に全力を注ぐ今日この頃。ガンバリマス!!!

 

今日は、やっと、「崖の上のポニョ」見て参りました。何せ、映画に行くのが相当久しぶりで、それだけでも楽しかったです。ポニョは、「ほんわか~」ですね。「もののけ姫」 や 「風の谷のナウシカ」 のような強烈なメッセージは受信できなかったように思います。が、何と言いますか、細かいことは置いといて、見ていて幸せな気分になりました。人魚姫やおやゆび姫や、童話の絵本を何度も何度も読んでいた、あの頃に見られたら、きっともっと楽しく見られたような気がします。きっと感じるものも違うような気がします。

全て手書きというのは、優しい色がたくさんある絵本の世界に導く手法として、ポニョの物語だからこそ必須だったように思います。

学生の頃、シュタイナー教育を少しばかり勉強したことを思い出しました。その時々の子供の成長に合わせた空間で、成長に合わせた教育をするというのが大方針で、幼児のための空間は、理不尽でも良いから、柔らかい優しい色と優しい線がたくさんあるファンタジーの空間とすると良いと謳っていたと、記憶しています。理屈ではない、色と優しさで包み込む、そんな印象です。

宮崎駿さんの作品は理路整然としている、何時もそんな感想を持つのですが、今回はちょっと違う。テレビでの製作段階の特集では色々とメッセージを込められた印象を持ったのですが、そんなことよりも、筋書きについて何故? と考える物語ではなく、感じる映画なのではないでしょうか。理不尽すぎる場面のつながりに、考えすぎる大人には逆に難しい映画なのかもしれません。

ああ、5歳児の時に見たかったな~


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