輝

近頃サッカーは滅法テレビ観戦でして、寂しい限りです。テレビだと、どうしても全体が見られないので、画面に映らない所で、誰がどういう動きをしているか分からず、「もっと引いて撮ってくれ～!!!」　なんて叫んでおります。

最近の浦和の試合は、前半は好調で、後半、対策を立ててくる対戦チームに対してなすすべなく防戦一方。イライラし、それを超えると、つまらなくなって寝てしまいます。ワールドカップの予選しかり。ｚｚｚｚｚ。。。

で、最近、テレビ観戦したサッカーの中で特に楽しかった、何度録画を見ても見ごたえのある試合をしていたのは、高円宮杯第19回全日本ユース（U-18）サッカー選手権大会の決勝です。http://www.jfa.or.jp/match/matches/2008/takamado_u18/index.html　高校とクラブユースの真の頂点を決める大会で、各地域の代表24チームが戦います。この決勝戦が何と、浦和レッズユースと名古屋グランパスユースとの戦いとなり、10月13日の埼玉スタジアムで行われました。ﾜﾀｸｼは打ち合わせがあり出かけられなかったのですが、夫は参戦。これがまた、最近の浦和トップチームの試合後には見られない、上機嫌で帰宅。夜中に録画放送がありまして、録画してその理由を探ることになりました。

結果は、浦和9－1名古屋　圧勝です。浦和レッズ前社長の犬飼さんにトップチームと総入れ替えだ！と言わしめたらしく、それはそれは見ごたえのある試合でした。パスが速い速い。縦横無人に走り回り、連携の中、どんどんとシュートを打ってくる。攻撃のバリエーションも多く、「何!?　今の攻撃!!!」　なんて驚きのシーンが何度もありました。何より、何やら楽しそうにサッカーをやっていまして、ピッチを生き生きと飛び跳ねているとでも言いましょうか。オシムさんがヨーロッパのサッカーに日本人が立ち向かうには、持久力を活かして90分走り回ることだと話していたかと思うのですが、まさにその理想のサッカーが展開されていました。

次の日、ユースチームの山田直輝、濱田水輝、永田拓也、高橋峻希が来期トップチームに新加入することが決まりました。どんなサッカーをするのか、楽しみが増えました。トップチームのサッカーも変わるかな？

↑　試合中、ボランチ山田のチャントが歌われました。何と、トップチームのボランチ啓太のチャントにのせて。現地で観戦された人達は楽しかったでしょうね～ 

↑　注目はボランチの山田直輝ですか。トップチームのボランチはなかなか攻撃しないのですが、何と彼は得点ランキング１位。しかも可愛いんですよね～これが。今年のトップチームの京都戦でデビュー済みです。楽しみです。