SSブログ

遠野と東久留米 河童のクゥの街 [まちづくり]

今公開されている、「河童のクゥと夏休み」 の舞台は岩手県遠野市と、東京都東久留米市とのこと。お恥ずかしながら、今朝のニュースで知りました。http://www.city.higashikurume.lg.jp/kensaku/shincyaku/070628_kappanoku.html

岩手県遠野市は会社勤めの頃、仕事で何度となく行きました。遠野市営鶯崎第6団地では入社1年目に初めて図面を書かせてもらった思い入れのある住まい。http://gkk.on.arena.ne.jp/gkk-tyohp/works-3/minka-15.htm その後の担当物件で泡を吹いている時にも、ど~んと胸を貸してくれた工務店さん、大工さん、材木屋さん、市役所の方々、お世話になった方々が大勢いて、駆け出しの超若造の頃の想いを思い出します。

今、放映中のNHKの朝ドラで時々その景色が映ると、無性に行きたくなります。穏やかな光と、何にもない空、指すような寒さと、静かな夜。冬が寒いだけに、新緑の頃は、柔らかな緑と暖かさにホッと息をつく。

     

河童と言えば、遠野。

「河童のクゥと夏休み」 では、そんな遠野と、現住所に近い東久留米が舞台。映画では東久留米の実際の風景を描いた場面が多いとのこと。西武線だって登場します。東久留米市の市立図書館では実際の写真と、映画の場面を並べた企画展を開催しているとこと。これで東久留米はクゥの街として全国的に名が知られることになるでしょう。クゥが街づくりの一役を担うのではないでしょうか。

昨日の夜、東京建築士会練馬支部の景観部会に参加しました。練馬の景観を考える。全国に名を知らしめて観光都市にする必要は無いでしょうが、住んでいる人たちが誇りに思える、歩いて楽しい街になると良いと思います。それは一人一人の住まい手が真剣にならなければ実現しないこと。一人一人の住まい手の力は小さいけれど、小さい力を寄せ集めることで最大限の効果が得られるような街づくりを進められないでしょうか。例えば、家の表札前に河童のクゥの小さい置物を置くとか。。。って、それは東久留米ですね。。。

昨日の部会でも話が出たのですが、みんなが納得する共通のもので、街づくりが出来ると楽しいように思います。キャラクターも良いけど、練馬らしい高木か灌木の樹種を1本決めて、街路から見える位置に1本は必ず植えるようにするとか。練馬大根を植えるとか。みんなが参加している街づくりに協力できるとなると、その街でしか得られない幸福を見つけることが出来るはずです。

だけれど、みんなが参加出来るものとするには、わずかなお金でも、わずかな手間でも協力可能、が絶対的キーワードになると思います。

ものぐさ、金欠の私自身でも参加出来るようなもの。何かひねり出せないでしょうか。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。