SSブログ

設計勉強会「防火・準防火構造」 [ものづくり]

24日(金)マツザワ設計さんhttp://www.aa-mat.net/の勉強会に参加しました。マツザワ設計での勉強会は月に一度、事務所で開催され、その他に見学会などを開催してくれます。

松澤さんは、北浦和で住宅を中心に設計されている建築家。ご縁は、今から6年前、私が勤め人だった頃、駆け出しで、会社での仕事がまだまだ責任が軽かったこともあり、「何か、会社での仕事とは別に動きたい。」と、その頃住んでいた南与野に近い大宮拠点の、「埼玉・住まいの会」http://sumainokai.net/に参加したことに始まります。その後、会社の仕事が忙しくなり、会社のある練馬から南与野まで通うのが辛くなり、石神井公園に引っ越し、そして、通うのが辛くなってしまい、「埼玉・住まいの会」を退会。何とも情けない流れになり、松澤さんとの縁も切れたのですが、会社を辞めた旨のメールをお送りしたところ、「勉強会に参加しなさい。」との、何ともありがたいお声を掛けてもらいました。

独立すると、漢字のごとく、一人孤独になり、情報源が少なくなります。その心は、恐怖そのもの。「本や雑誌から情報を得ることも出来ようが、実際に人から聞く、生の情報は何より自分の身になる。」 これは、会社を辞めた時に、「一度顔をお出し。」と仰ってくれた藤川原設計http://www5.ocn.ne.jp/~fhsekkei/の原さんのお言葉です。マツザワ設計さんの立場からすると、知的財産の放出にもなりかねないのだけれど、工務店さんも設計者も参加して、住まいについて勉強しようというのだから、その人の大きさには頭が下がります。本当にありがたいことです。

24日は、まず、所員さんの建築旅行記が発表されました。「海の博物館」http://www.umihaku.com/index2.html」と、「秋野不矩美術館」http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/enjoy/culture_art/akinofuku/index.htm」 。です。両者とも見学した経験ありの建物です。

海の博物館は三重県志摩ということもあり、学生の頃、新築の話題が盛んだった時期に出かけたことがあります。その頃は、人が大勢来ていて、木や瓦、鉄といった古くからある材料を上手に使った、魅せる構造、力強い建築に感動したもの。ところが、現在は人も閑散、近所にあった志摩ミュージアムは使われなくなって廃墟になっているとのこと。人々の、「見たい」 という要求が満たされた今、用はないということかもしれません。「楽しい」 という思いに結びつかないとリピーターは増えないと聞きますが、海の博物館はその立地が交通便の悪いところにあり、そこのところを本気で追求しないと人が寄り付かないのかもしれません。愛される建築、愛される博物館をつくるには、楽しみを提供する、企画的なところも十分吟味しなければならないと思います。博物館だから収蔵しておくだけでも価値はある、と言えなくもないのでしょうが、人が集まらないとお金も集まらない。改修さえ出来ない名建築になりかねないのでは?

防火・準防火構造については、モイスhttp://www.moiss.jp/whatmoiss/index.htmlやダイライトhttp://www.daiken.jp/dailite/eie/ie01.htmlを上手く利用されているようです。双方ともサンプルを取り寄せたことはあるのですが、実際に使ったことはありません。これを機に研究したいと思います。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント