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高知県 協働の森づくり事業 [自然 環境 緑]

急に寒くなりましたね。毎年恒例の足のしもやけが発生し、寒い季節を体で感じております。

中日優勝しましたね! 熱狂的ドラゴンズファンの母に育ったワタクシとしましては、優勝した11月1日はテレビの前に張り付いて、その瞬間を見届けました。いや。幸せでした。はい。完全試合目前の山井を8回で交代させ、9回に岩瀬を登板させた采配に賛否両論あるようですが、岩瀬で正解だと思います。むしろ、あの交代劇にこそ、野球の面白さがあると思うのです。山井ではなく、川上憲伸であれば、9回の岩瀬の登板中、ベンチで膨れ面をしていたと思うのですが、山井は笑顔でしたし。1対0の点差が1点であり一発が出たら日本シリーズの流れが変る可能性があったこと、守備の名手である荒木でさえ最後の一塁への送球が危うい球であったことから、山井を続投させていたら守備陣へのプレッシャーはさらに大きくなっていたであろうこと、等々考慮しましても、9回は岩瀬で勝ち抜いてきたチームとしては、交代は正解であると言えましょう。日本シリーズ3度目の挑戦となった落合監督の冷静な判断には、脱帽ですし、53年ぶりのこの夢の優勝に心から感謝したいと思います。ありがとう。落合監督。坊主にしてまで挑んだその勇姿、忘れません。

 

というわけで、野球の話はここまでにして、前回のつづきを。NHKニュースより。

高知県では、「協働の森 森の力」 として、「環境先進企業との協働の森づくり事業」 を行っているとのこと。森林を環境資源として捉え、資金不足で手入れの進まない山を再生しようと、環境問題に取り組む先進的企業から協賛金の提供を受けるというものです。企業と森林組合の間を県が取り持つわけです。名案たる所以は、企業が提供する協賛金に対し、高知県が独自の計算手法でCO2の吸収量を算出し、「CO2吸収(削減)証書」 を発行します。この証書は高知県にしか通用しませんが、社会へのアピールとしては通用するのではないかとのことでした。

この仕組みは、まさに目からウロコです。住宅を国産材で建てるという、安定的な需要を生む方法も大切だと思うのですが、山側としては強力な支援が今すぐ必要というのが実情でしょう。山と、環境への意識の高い企業との間に立つ、これは県だから出来る役割であり、また、環境に対する認識もここまで広がってきているのだと驚きました。

http://www.pref.kochi.jp/%7ejunkan/kyoudouno_mori/kyoudounomori_top.htm

世論の環境意識の高まりに、お金が動く時代になりつつあるようです。山が水を溜められなくなったら一大事。隣の中国では、無計画な伐採により大地が水を保てず、東京23区の2倍の面積が毎年砂漠化していると聞きます。日本だって他人事ではないのです。砂漠化なんてことになったら、企業だって活動出来ないですものね。

↑手入れされない山です。4年前、モクスクールhttp://www.green-arch.or.jp/about_05.htmlで奥多摩を歩きました。木は根が浅く、雨が降れば土砂になります。山は水を溜められないどころか、山が水に負る、そんな光景です。

 


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