SSブログ

練馬まちづくり活動助成事業 中間報告会 [木の香る住まいづくり]

昨日は、古い友人の住まいに招かれ、数年ぶりの活きの良い語りと、友人家族の幸せそうな笑顔に出会え、秋の青空のような、清々しく暖かい午後を過ごすことが出来ました。友人に感謝です。築34年の公団住宅をリフォームし、豊かなに暮らしている様子で、改めてリフォームの良さを思いました。スケルトン(構造部)とインフィル(間仕切り部)の考えを明確にしておけば、数年後も、その時代に合ったインテリア、住まい方に替えられ、長く住まえるもの。公団住宅やマンションのリフォームのように、戸建て住宅にも必ず取り入れたい仕組みです。

何より公団住宅は、その時代にしっかりと居住性が追及されているだけあって、緑豊か、日当たり良しで、都心近くの居住環境としては最高ではないでしょうか。友人宅もリビング正面に桜の木が見え、春は花見に、秋は紅葉、何とリッチな立地でしょう!!!

 

、、、と、つたないオヤジギャグはそこそこに、報告をひとつ。11月3日13:00~16:40、石神井庁舎にて、財団法人練馬区都市整備公社 練馬まちづくりセンターhttp://nerimachi.jp/が主催する、「まちづくり活動助成事業 中間報告会」 が開催され、参加しました。

まちづくりセンターの 「まちづくり活動助成事業」 は住み続けたいと思えるような美しい地域環境と豊かな地域社会の実現のために取り組む、区民主体のまちづくり活動への支援を目的とした事業で、平成18年度よりおこなわれている活動です。

助成を受けている事業は13活動あります。小学校に芝生を植え維持管理とイベントを通じた交流を行う、石神井川を歩いて生態系の維持を考える、チアリーディングを行いながら環境学習をおこなう、出前遊び場と称して遊びによる人との関わりを広げる、生ゴミ回収の仕組みを広げる、などなど、とてもユニークで、参加してみたい活動ばかりです。まさに、楽しく地域に暮らす、心を豊かにするまちづくり活動で、美術館や図書館をつくるなどの都市整備と同じように、公が助成するにふさわしい活動だと思います。

「東京建築士会練馬支部木の香る住まいづくり部会」 も、まちづくり活動の助成を受けています。練馬区民の方々と建築士が同じ目線で住まいづくりを考え、練馬区における住まいとは何か、建て主と設計者との距離を縮めていくことで1軒1軒の住まいを良いものにし、まち全体を良いまちにしたい、との活動の目標があります。活動では、実際に企画段階から区民の方にもご参加いただいて、設計者間で話し合っているだけではなかなか広がらない、様々な意見交換が成されています。

この意見交換は全く活発なものでして、ワタクシなどは気おくれしてなかなか発言できないほどです。区民の方や諸先輩方の住まいやまちに対するお考えを聞くにつけ、まちの景観や住まいを何とかしたいと考えている人は建築士ばかりではないのだと、区民の方は区民の方で何やら歯がゆい思いをされているのだと、参加する度にお尻を叩かれる思いです。

中間報告会では、区民の方との活発な意見交換を評価されました。まだまだ始まったばかりの活動ですが、建築士が集まった内輪の活動ではなく、練馬まちづくりセンターのお墨付きを頂いている活動です。区民の皆様、これからも、どんどんと意見交換しましょう!


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

高知県 協働の森づくり事業面接 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。