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人に選ばれる組織とは? [サッカー好き]

どうやったら強い組織が出来るか、サポーターはどうあるべきか、フロントはどうあるべきか、選手は? 監督は? 見る人、見る人がそれぞれの思いを重ねて、さらには、持論をサポーター同士語り合う、なんていうのもスポーツ観戦の醍醐味でしょう。浦和レッズは8年前はJ2だったチーム。2007年は国内無冠。最近マスコミに持ち上げられていますが、まだまだ浦和には課題が多く、語りあうことは一杯あります。

先週末、ネットで知り合った練馬区に住まうレッズサポーター6人に、始めてお会いすることが叶いました。夫とともに参加し、18時に練馬にて呑み会が始まって、21時に一次会終了。そこからガストで2次会。日曜日だったのに、近所に住まうだけあって、23時半まで。初対面の方々と、みっちり、じっくり、レッズのこと、Jリーグのことを語り合いました。皆さん熱い方ばかりで、いやぁ~楽しかったです。

話題の一つ。ジェフ千葉のこと。2006年、オシム監督を代表監督に引き抜かれ、今シーズンのオフには、フロントが脱オシム路線を発表しました。そのフロントの宣言に異を唱えたのか、主な選手がどんどんとジェフ千葉から他チームへ移籍。2008年ジェフ千葉カレンダーの表紙を飾る6人の中心選手の内、何と5人が移籍、残っているのは代表に選ばれている巻だけ。

ドラフト制度やFA制度で人の移動をコントロールする野球に比べて、サッカーにはそんな制度も無く、新人は好きなチームに所属希望を出すことが出来、ステップアップしたい時、監督やフロントと合わない時など、移籍が比較的自由に出来ます。野球にある仕組みが無いことで選手にとっては厳しいこともあると思いますが、サッカーは実力さえあれば無限に自由に夢を描ける世界であり、選手はいわば一人親方と言えましょう。

ジェフ千葉のような中心選手が一挙に抜けるなんてこと、野球ではありえないと思うのですが、サッカーではありえます。なので、選手にとっても魅力的な組織であることがクラブやサポーターに求められます。ジェフ千葉の選手を魅せていたのは、オシムだったのかもしれません。それをフロントが見誤った結果なのかも。。。

レッズに移籍した高原は、ブログhttp://www.taka19.com/blog/で、移籍の理由を 「「浦和でプレーしたい」ただそれだけ」、と語ってくれました。選んでくれた理由はクラブの姿勢や環境、ACLなどの世界戦、練馬でも初対面で5時間半熱く語れるサポーターの存在も理由の一つと信じています。

だけど、浦和レッズを飛び出して海外のクラブに移籍する選手もいます。一人親方ですから、次のステップへ進み、自身を高めたいと思うのは当然。Jリーグでは得られないものがあるのでしょう。そうなるとJリーグ全体の問題。Jリーグのグラブが切磋琢磨することで、ヨーロッパのリーグと肩を並べるほどJリーグの魅力が高められれば、海外よりも国内でプレイすることを希望する選手が増えるかもしれません。

優秀な人材が建築業界を去ることも多い昨今、建築業界も魅力ある組織の集積に。是非。


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