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原雅幸展と薬師寺展 [ひとりごと]

金曜日あたりから、どうもお腹を壊してしまったらしく、本日のWAメッセは欠席させていただきました。一日ゆっくりして、何とか持ち直しつつあります。。。 木の香るセミナー事務局の皆様には、ご迷惑をおかけいたしました。

先日、話題の国立博物館で開催されている薬師寺展に行って参りました。http://yakushiji2008.jp/index.html  NHKで奈良の薬師寺から東京までの大移動についての特集番組があり、これは一度伺わなければと思ったわけです。そうは言っても、薬師寺で日光菩薩さんと月光菩薩さんにお目にかかった時はそんなに注目していなかったのでしょうね。あまり記憶にありませんで。。。6~7世紀の銅の鋳造で、柔らかな背中と、精巧な髪と衣、穏やかなお顔に、しばし見とれ、よくぞここまで美しいものを造れたものだと感動。ですが、どこか、ぎこちないといいますか、やわらかな体勢の理由が見えてこず。やはり、中央にお座りになる薬師如来さんが不在のせいでしょうか。美術品ですな、と。たいそう失礼ですが、そう感じた次第です。やはり、ものにはその場所にある理由があるのかもしれないなぁと。薬師寺にあって、光背に、薬師如来像に、大きく構えるお堂がないと手を合わせる対象にならないものだなぁと。不思議なものです。

その足で、原雅幸さんの20~30代の作品を集めた個展を見に、銀座の飯田美術へ。http://www006.upp.so-net.ne.jp/iida-art/artcolectar.html10点ほどでしたが、それはもう感激でした。お世話になった方が原さんの絵がお好きとのご縁から、時々個展があれば出かけています。50代の方で、最近はイングランドの風景をもとにした作品を多く手がけていらっしゃいます。今回の個展は、日本の風景。ありふれた田舎の風景や、海岸のテトラポットの力強い絵が印象的でした。イングランドでの光の強い、色の多い作品もなかなか良いのですが、日本のどんよりした雰囲気がよく出ている、落ち着いた絵の方が個人的には好きです。是非、欲しい!!! なんて思ったのは、「朝日」と「秋景」ですか。気に入った絵を眺めて暮らせるようになると良いですねぇ。。。何時になるやら。上手に年を重ねたいところ。


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