遣り方 [木の香る書庫]
先週から、落とし込み板でつくる書庫の現場が動き出しました。15㎡と小さな物件ですので、アッという間に終わってしまうように思いますが、少し現場日記を書きたいと思います。
まずは、遣り方(やりかた) で建物の位置を決めます。これから建てる建物の周りに、写真の様に木杭(水杭:みずぐい)を打ちつけて、横木(水貫:みずぬき)糸(写真の黄色い線)を引きます。この水糸(みずいと)を張ることで何もないところに線を引くのです。
建物位置が決まったところで、地盤改良工事に入ります。平屋の木造ということも加味し、今回は基礎下深さ1mほどを表層改良します。セメント系の固化剤を入れて撹半、転圧し、固い盤をつくります。盤をつくることで、基礎が部分的に沈んでしまう不同沈下(ふとうちんか)という状況を防ぎます。
ユンボ(バックホー)フル稼働です。
2009-02-16 15:40
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