SSブログ

神の声と、経験と、 [ひなたぼっこの家]

毎日、本当に暑いですね。今日は、日曜日。保育園もお休みなので、のん太は夫と姑に託し、お施主さんと工務店さんとでプランの打ち合わせをして参りました。今、帰りの電車にゆられているところです。

7月上旬の打ち合わせで決まるかな~といったところだったのですが、先週の火曜日に奥様から変更依頼のお電話をいただき、急いで再検討。お陰様で、良いプランになりそうです。

独立して思うようになったことの一つは、「これじゃダメだよ!」と、徹夜してやっとのことで生み出した解決策にあっさりとダメ出しをする神の声が無いこと。勤め人だった頃は、それはそれは強烈な神(所長や上司)の声がしばしば天から聞こえて参りまして、涙を何度もながしたわけですが、独り仕事人となった今、当然ながら、そんな声はあるわけもなく。お施主さんのご希望への最善の策を見つけ出すべく、ひたすら、自身へ問い掛けの繰り返しになるわけで、どうかすると独り善がりに陥る危険性も否定出来なかったり。

そんな独り仕事人にとって何よりも有り難いのは、お施主さんの声です。今日、それを確信しました。お施主さんの、ちゃぶ台を華麗にひっくり返すような、まさに神の声。「どこか違和感を感じる」といった、所謂ダメ出しのお陰で、またゼロから考え直すことが出来、より良い提案が出来るものだと改めて感じいった次第。感謝、感激の一日でありました。

事務所内で議論を重ねていない分、言ってみれば稚拙な提案となることも考えられるわけですが、お施主さんやつくり手(工務店)さんの声を大切に、より良いものを提案出来るよう、精進したいところです。

もう一つ。プランづくりの難敵であります、家相が気になるとのこと。まさに昨年、みっちり取り組んだテーマですので、冷や汗をかくこともなく、お話することが出来ました。独り仕事人としましては、経験を重ねることが何より大切なことなのだと、これまた感じいった次第。

今回のお仕事でも、また新しい経験を積ませていただけそうです。有り難いことです。

帰り際、設計士さんによる手書きの戸建て図面を集めた2冊のファイルを工務店さんが貸してくださいまして、嬉しいの何の!!!!!! これがまたすごいんですわ。工芸品のような美しい平面図と立面図でして、所謂、虎の巻ですな。普通の家もちょとしたデザインでガラリと変わる、とでも申しましょうか。目からウロコ。何と有り難いこと。しっかり勉強させてもらいます!!

本日は、仕事人として、まさに充実した一日でした。この感謝と開眼の気持ちを忘れずにしたいところです。

姑や舅、夫に、のん太にも感謝!!感謝!!

お土産にプリン買ってきたよ~(-^〇^-)ノ

 


コメント(0) 
共通テーマ:moblog

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

ワールドカップ2010木工事 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。