神棚 [自邸 中古の建売住宅に住む]
引越し前にはお払いをしてもらいたいと、まずは氏神さんを探しました。神棚の話は住宅の設計をしていると避けては通れないもの。むしろ早い段階から神棚の位置をご提案します。お施主さんからこと細かに尋ねられることが多いお話でして、常識で考えられるものと、その場所や人の考えで異なることもあるので、手ごわい質問には必ず神社庁に電話して聞いてみてくださいとお伝えします。
ワタクシも例外ではありませんで、笠原家の遠いご先祖様は諏訪の神党だったらしく、諏訪神社に関わりがあるとか。氏神様はどうしたものか、神社庁へ電話して尋ねてみましたところ、こだわらなくても良いような旨いただきまして、石神井町は氷川神社さんが氏神さんとのこと。早速行って参りました。
広い境内は掃き清められていまして、都心でこんな広々した神社があるのかと感激。尋ねましたところ、数年前に建物を曳屋し、本殿の位置を奥に移動させたとのこと。しかもこの広々感を出す為に、西にある社務所から本殿までは渡り廊下で結ぶのではなく長い地下道が設けられているとのこと。夫の厄払いに伺った際、この事実を知らず、社務所で受付をして境内で待ち、呼ばれて入った本殿に受付をしていただいた宮司さんが正装されて座っていらしたので、「これは神業か!?」 などと、驚いた次第です。
家祓いでは各部屋をお祓いしてもらいまして、一安心。その次の日に引越しを決行しました。家祓いの時に宮司さんに色々と質問をしまして、まずは神棚はいかがなものかと尋ねましたところ、「ネットで取り寄せても良いのでは。」とのこと。早速、楽天で注文。金物は使っていませんが、洋風の居間にあう東濃ひのきの神棚が届きました。
2月3日は旧暦の1月1日。新調した神棚に、1月の連休に詣でた伊勢神宮の御札さんを中央に、右に石神井の氷川神社さんの御札、左に明治記念館で結婚式を挙げた際お札をいただいた御縁から明治神宮さんの御札を収めました。初詣や厄除けの御札は左に。榊は花屋さんで1束購入。
2階建ての1階に神棚を設ける場合は、これより上は空との証に木で雲形を彫って飾ったり、半紙に雲と書いて神棚上の天井に張らなければならないのですが、これは氷川神社の宮司さんに書いていただきました。この雲は、近づけて張った方が良いようにも思いますが、要検討。場所は実家の父母が組み立てていってくれた南を向いた棚の上です。
家祓いの際いただいた、「竈三柱大神」 の御札は直接画鋲を打たないように台紙に張り、台所の竈(かまど)近くに留めました。
さらに舅こだわりの穴八幡宮http://www.wasedatown.jp/2006/itiyouraifuku.htmlさんの御札も夜中の12時に貼りまして、神頼みは一段落といったところです。
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