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洗面所の改修 竣工しました。 [ぼちぼちやるマンション改修]

 先週の土曜日、マンションの洗面所改修が竣工しました。1坪ほどなのでリフォームとしては小さな面積ですが、洗面所は毎朝のスタートを演出する場であり、夜入浴後に鏡を前にゆっくりする場でもあり、この場所が整理され、凛とした空間であると、毎日心地よく気持ちの切り替えが出来るのではないでしょうか。今回のリフォームで、凛としてあたたかい洗面所になりました。 

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↑ 床は桧を貼りました。床に新たに断熱材を入れたので、その分、玄関側と洗面所側と段差が出来ました。断熱材が入っていることもあり、手前の断熱材の無い複合フローリングの上に立った時と暖かさが全く違います。じんわりと冷たさを増す複合フローリングの床に対し、リフォームをした床はストレスを感じず長く立っていられます。

複合フローリングは表面に汚れ防止のウレタン系の塗料が施されていることが多く、この塗膜が冷たさをつくります。複合フローリングの上は裸足で歩くと冷たいので床暖房を入れるのが良いかと思うのですが、無垢の板であれば空気をはらんで暖かいので、床断熱が施してあれば床暖房は無くても大丈夫かと思います。ただ無垢の板は、汚れ防止に半年に1度ほどワックスを塗るのが理想です。

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↑ 浴室に入る入口建具の枠や、既存のタオル掛けの板も白で塗装して、全体を白をベースにスッキリさせました。洗濯機の上には建具屋さんに棚を作ってもらいました。洗濯機の右横に水栓やコンセントがあったのですが、隙間ができることからモップ等の長いものを入れておきたいとのこと、水栓もコンセントも正面の壁に設置し直しました。

ご予算の都合から、洗面所への出入口はロールスクリーンをお施主さんがご自身で取り付けられることとなりました。やはり建具が必要となったら、その時に取り付けても良いかもしれません。入口の枠はヒノキですので木製建具でも素敵かと思います。

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↑ 洗面台はタカラの薄型洗面台です。奥に入る洗濯機が大きいので、これ以上の奥行のものは入れられませんでした。タカラスタンダードの洗面台はホーローですので、樹脂系の洗面台より長持ちするかと思います。そもそも毛染めをする可能性があるので、色がしみこむ可能性のある樹脂系の洗面台は最初から選択肢にありませんでしたが、今回、お施主さんと住設機器メーカーをめぐりましたが、薄型系の洗面台としては質感としても、この製品が良だと思います。トールキャビネットの側面もホーローですので、ハネの汚れにも強いと言えましょう。

洗面台と洗濯機の間にトールキャビネットを配置しました。洗面所を使うお客様から私的な洗濯機を遠ざける配置です。

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↑ 杉の突板に自然塗料を塗装しました。壁紙はお施主さんが選ばれたのですが、今回の木の仕様に良く合います。 

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↑ 巾木(壁と床の見切り材)は余りの床板で作ったとか。巾木は壁に合わせて、自然塗料で塗装しました。

床が出来てから、洗濯上の収納棚を取り付けるまで一週間ほど間が空いたのですが、 お施主さんいわく、「お風呂あがりとか、気づくと家族で洗面所に溜まっている。」 とか。 『家族が仲良くなれるリフォーム』 成功です!!!


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