SSブログ
良相の家 ブログトップ
- | 次の10件

配筋検査 [良相の家]

良相の家は1階の床をGL+830に設定しています。これまたワタクシの経験上、一般木造戸建住宅の最強1FL高さとなりました。お施主さんの希望でして、湿気に強い、耐久性の良いお住まいを目指しています。鋼製型枠のサイズから、基礎スラブ(土間コンクリート)の天端から550㎜の立ち上げがあります。

IMG_1143.jpg

 ↑この立ち上がり部分の高さ、初体験ですわ。

IMG_1140.jpg

↑ 湿気を防ぐために防湿フィルムを張り、その上で鉄筋を組み(配筋)ます。立ち上がり部分から横に伸びているのがD10の鉄筋(簡単に言うと直径10㎜の鉄筋です)、それに対して、基礎スラブの水平方向にタテヨコに配筋されているのがD13鉄筋です。前回も書きましたが、ワタクシの経験上、木造戸建て住宅最強スラブです。D13を@150の基礎スラブですから、見るからに丈夫な感じがします。


コメント(0) 

地業 [良相の家]

良相の家は地業が始まりました。基礎を作るために土を掘削したり、砕石を敷いたりすることを地業といいます。地盤調査をした結果、地耐力は戸建相当と判断し、地盤改良は行いません。その代わりと言っては何ですが、基礎スラブ(床下の土間コンクリート)は厚さ150㎜に、鉄筋D13タテヨコ@150とかなり丈夫。一般的な木造戸建住宅の基礎スラブとしては、ワタクシの経験上、最強スラブとなりました。

というのも、昨年より施行された住宅瑕疵担保保険の関係から、基礎に関しても厳しい規定があり、過剰設計ではないかと思うほどの内容が求められるようになりました。この保険への加入は義務ですので、この保険の加入条件となる内容のものは必ず満たさなければならないという代物です。検査もあります。ちまたでは建築確認申請に対する完了検査を受けないという例が多かったのですが、(ちなみにワタクシの担当する物件では必ず完了検査は受けています。) 完了検査を受けなければ保険には加入できず、事実として、規制を徹底することとなる法律です。加入には10万円程度の費用をお施主さんに求めることになります。信頼できる工務店さんが少なくなり、法がお施主さんを守って差し上げねば!!! と国交省が張り切っている、と考えるのが良いかと思います。

IMG_1108.jpg

↑基礎の形状に合わせて、砕石を敷き、地盤を締め固めます。 

IMG_1106.jpgIMG_1112.jpg

↑ 右: 捨てコンクリートを打ちます。捨てコンクリートとは、基礎を㎜単位で位置決めするために30㎜程のコンクリートを打ち、墨を打ちます。要は、土の上には線を引けませんで、地の上に線を引けるように平らな部分を作るわけです。

IMG_1113.jpg

↑ 地業を行うと、工事前の土地を前にした頃に比べて、何やら広く感じます。


コメント(0) 

地鎮祭 [良相の家]

本日はお日柄もよく、良相の家の地鎮祭でした。お施主さん、施工者、設計者が立会いのもと、工事の無事と家内安全を祈念して、神主さんに祝詞をあげていただきました。前日の天気予報では雨が降るとのこと、案じておりましたが、雲ひとつ無い快晴で、誠に清清しい、身の引き締まる神事となり、一安心です。

木構造の打ち合わせも始まります。さぁ、いよいよ気合が入ります!!!

8.jpg11.jpg


コメント(0) 

あけました2010 [良相の家]

あけまして おめでとう ございます。

皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。


本日は、お役所さんも仕事始め。アトリエ暢氣の設計で2軒目となる、建築確認申請書を提出しました。年始から提出出来るとは、何と幸せなこと! 皆様に感謝申し上げます。

本年も、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m
コメント(0) 
共通テーマ:moblog

家相 [良相の家]

「建築家が考える「良い家相」の住まい」  天野彰 著 講談社 

只今、基本計画を作成中のお施主さんが家相を気にされるとのことから、2度目の読書中です。家相はおまじないみたいなもの、と思うわけですが、全く無視するよりは心得ておいた方が良いように感じています。特に、井戸は要注意。古くはその地に住む人々の生命線だったわけでして、湿気を呼ぶこともありますし、地中から良からぬ気が流れていることもあったりして、決して侮ってはいけないものと肝に銘じています。

北東の鬼門と、南西の裏鬼門に火と水(便所や浴室、台所)を避けることが基本なのですが、それは夏に吹く南西からの湿った風と、冬の北東からの乾いた風に対する古くからの策とされています。が、別の本には何処に便所を配置してもよろしくないことが書かれていたりして、占い的な側面もあるように思います。

いずれにせよ、信じるのも信じないのもその家に住む人次第。家相が良くない家に住むことが苦になるようなら、それこそ大問題と言えましょう。

光や風に配慮して、心地よい住まいを提案したいところです。

274255-1.JPG


コメント(3) 
- | 次の10件 良相の家 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。