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北陸 白山 [旅 まち歩き]

蕎麦山猫http://hakusan-no-megumi.jp/shop/shop_detail.php?P=195でお昼にしました。天ぷらそばと、おろしそばを頂きました。ワタクシは三重県出身でして、蕎麦より、うどんで育った口なのですが、そんなワタクシでも、かなり美味しいと感じました。のん太もおろし蕎麦の苦さにノックアウトかと思いきや、つるつると食べました。まだ授乳中でして、ワタクシがいるときは「おっぱいがあるからいいや~」ってな感じでご飯をあまり食べないのですが、どうも美味しいものは別口らしいです。

この山猫さんの建物が良いのです。無垢の木をふんだんに使っていまして、御店の中に入ると木の香りがすっと体に入ってくるとでも言いましょうか。やっぱり木は良いですね。無垢の木の家を設計し続けられるよう、精進していきたいと改めて感じた次第。

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↑ そして、初川遊びです。ほ~んとに綺麗な水で感激でした。のん太の服はどんどんと水に濡れ、、、

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↑ 最後はこんな感じで。。。石を持ち上げては投げて、持ち上げては投げて。かな~り楽しそうでした。 のん太、満1歳2ヶ月パワフルに遊んでいます。

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↑ 白山は断崖絶壁の神秘的な山々でした。日本にもこんな景色があるのね!!!なんて思ったわけですが、東京に暮らしていて麻痺しているのかもしれません。こんな人の居ない秘境があるとは!


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北陸 手取川ダム [旅 まち歩き]

岩石を主材料とした、所謂ロックフィルダムです。ロックフィルダムは初めて見るのですが、山の中の景観を考えれば、コンクリートがドド~ンとそびえ立つダムよりは良い印象です。1979年から運行が始まっているダムらしく、石川県では最大です。日本のロックフィルダムとしては4番目の高さで、153mとか。

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ロックフィルダムと云うと、草が結構生えるのかと思いきや、あまり生えていませんで、岩を積み上げた壮観な構造物が現れた、そんな印象でした。何せ、暑いので、即座に退散!!!


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北陸 鶴来 [旅 まち歩き]

鶴来(つるぎ)の町に少しばかり寄り道を。白山の玄関口として古くから栄えた町らしく、町屋の屋根並の美しい町でした。

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↑ 酒屋さんや醤油やさん、老舗を思わせるお店が並んでいました。 

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↑ 左の観光案内所は古い建物を利用したようです。右はバス停。これがまた、格子を使って良い風情でした。

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↑ 新しいお店です。町のデザインアイテムといいましょうか、格子を上手に使っています。アルミなのですが、町に寄り添うデザインを採用されているあたり、素晴らしいと思います。

このアルミの格子は、最近流行のようでして、あちらこちらで見られるようになりましたし、サッシメーカーのカタログでは表紙に近いところに掲載される製品でして、やはり日本人たるもの、この格子のデザインにはあこがれるものがあるのでしょうか。そういうワタクシも、お施主さんによく提案しているわけですが。。。風は通るし、なんとなく外からの視線はさえぎるし、優れものです。

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↑ 土間のタタキを直していました。藁や土を入れて固めるのでしょうね。コンクリート土間ではなかなか出せない良い風合いが期待できます。

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↑ 一般の住宅でも、町並みに配慮したデザインが採用されていました。車も家の中で、扉を付けてますね。努力が伺えます。


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北陸 カブトムシと対面!!! [旅 まち歩き]

「石川県ふれあい昆虫館」へ行ってまいりました。のん太は1歳2ヶ月でして、まだ、虫を見てもわからないだろうなぁと思いつつ、入館しましたところ、これがまた、かなり嬉しかったようで、カブトムシやらクワガタムシの標本を繁々と見て、「〇△◆@¥!!!」 ってな感じで、のん太語を多発しておりました。侮ることなかれ、男の子なのだなぁと、実感。

たくさんの蝶が舞っていたり、標本がかなり充実していたり、カブトムシを触らせてもらったり、企画がかなり充実している施設で関心しきりでした。 

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↑ 保育園でののん太の御印はカブトムシでして、初対面となりました。触っていたのですが、つぶしそうで、親はヒヤヒヤ。。。まだ物を持つのに加減というものが分かりませんので。。。^^;


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北陸 千里浜 [旅 まち歩き]

仕事帰りの夫の車に乗って、夕日の沈む千里浜に行ってまいりました。有料道路360円を使って、金沢から30分で着きます。車が走れる浜でして、すぐ後ろに車を横付けしています。外海なので波は荒いのですが、誠にうらやましい環境です。

のん太は初めての海に大興奮でした。オムツ一枚で海に特攻。キャッキャッ言いながら波に向かってハイハイしたり、走っていったり、砂を食べたり。危ないのでずっと背中から捕まえてました。疲れたのか、今朝はまだ寝ています。 

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北陸 バリアフリー インターロッキング [旅 まち歩き]

夫の仕事の関係から、金沢で数日過ごすこととなりました。今日は、夫は現場監理へ、のん太は金沢の保育園へ、ワタクシはビジネスホテルの一室でパソコンを前に図面書きです。折角なので、まち歩きしたいところなのですが、ちょっと叶わず。夫が働く日はみっちり働くこととしました。

のん太の一時保育に、金沢駅周辺のいくつかの保育園に電話をしまして、土曜日は無認可保育園にしか空きがなかったのですが、他の2日間は地元の公立保育園に預けられそうです。ありがたいことです。今日は8時10分から預けたわけですが、のん太は初対面の乳幼児さんたちとすぐに打ち解けたようでして、ワタクシとの別れ際は泣きもせず、こっちが寂しくなる程。しっかり、たくましくなったものです。

のん太を保育園に送った帰りに、まずは目に付いたものをメモしておきます。

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↑ 何を撮ったかというと、歩道の舗装材です。9年ほど前に、街づくりの仕事を担当していた頃、住宅地の舗装材を提案するにあたって、アスファルトのカラー舗装やレンガ舗装、インターロッキング舗装など検討しました。バリアフリーのインターロッキングブロックは、その頃販売され始めまして、実績も少なく、採用には至らず。何が違うかといいますと、普通のものは、100×200mmほどのコンクリートブロックをかみ合わせて敷き詰めるのですが、目地巾が10mmほどあり、ブロックの縁の面取りが大きいため、一個あたりの段差が発生します。ベビーカーを走らせるとよくわかるのですが、その段差のために赤ちゃんが可哀想なほどゴトゴトと揺れます。

バリアフリー仕様のものは目地巾が4㎜ほどで、面取りが小さく、一個の大きさも200×200㎜と目地が少なくなるように考えられています。歩いてみると地面が平らで安定感抜群です。細かな溝もつけられているので、少々の雨水に対しても滑らない優れものです。

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↑ 何に感動したかといいますと、9年前はブロック表面に色をつけたものしかなかったのですが、何と!骨材が入っています。風合いを高めるために、石などの細かい材がコンクリートに混ぜ合わせられています。当然高いでしょうから、バリアフリー製品の中でも選択の巾が出てきたということ。かなり普及してきたのでしょうねぇ。。。福祉のまちづくりが進んでいる証と言えましょう。


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龍勢 [旅 まち歩き]

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10月11日、秩父市は吉田町で行われました龍勢祭りにいって参りました。親戚が集う祭りでして、のんた(息子0歳)のお披露目も兼ねて、朝から丸一日、ゆっくりして参りました。http://www.ryusei.biz/festival/ryu01.html

龍勢祭りとは、江戸時代から行われていまして、手短に言えば手作りロケットを打ち上げるお祭りで、年に一度、10月の第二日曜日に行われます。27流派あり、30基ほどが15分間隔で打ち上げられます。秋晴れの空にロケットが打ち上げられる様は圧巻でして、見ている方は本当に楽しいのですが、仕掛ける方はそれはもう大変で、大人が本気になって、この一日のために一年間切磋琢磨する、いわば、「大人を子供にさせる」町を挙げてのお祭りです。

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 ↑ 一気に500mほど上がります。今年は30基打ち上げられました。

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 ↑ 頂上まで上がると、仕掛けられているパラシュートやら、唐傘やらが開き、ゆっくりと降りてきます。この日は、朝方に月も出ていて、なかなか宇宙を思わせる景色でした。

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↑ 秩父の山を悠々と泳ぐパラシュートもなかなか。空をあんなふうに泳ぎたいなぁ。。。なんて思ったり。さわやかな朝に打ちあがる龍勢も心地よいのですが、夕焼色の雲をたなびかせる龍勢も絵になります。一日ゆっくり楽しむのが通です。

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↑ 遠目の写真だと小さく見えますが、長いロケットですので、流派の人達が数人で運びます。先端のロケット部は、松の木をくりぬいた物で、直径25cmほど、長さ90cmほどあります。火薬を詰め込むのも技が必要とのこと。

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 ↑ その日の湿度や天候にも影響され、打ち上げに失敗することもあります。打ち上げられる約30基の内、半分が失敗、なんて年もあったり。失敗でも、離れたところから見る分には、不謹慎ではありますが、豪快に爆発する様はなかなか綺麗だったりします。

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↑ こんなハードな使い方をする打ち上げ櫓は一体何で作られているのやら??? と思いきや、ヒノキの丸太で作られています。木は火に弱いなんて、一概に言っちゃぁいけないですよねぇ~。 さらに、一年中雨ざらしでも耐えられるわけでして、木は優秀ですわ。

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 ↑ ええ。15分間隔で打ち上げられますから、赤トンボなんかも激写したりして。美しいですねぇ。どうです!このデザインセンス。羽の先端に朱をのせるとこなんて、粋じゃないですか!!!

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 ↑ バッタ君も近くで見ると、なかなか可愛いお顔をしています。そろそろ冬支度を始めた方が良いのでは?

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 ↑ 秋といえばコオロギ。良い声で鳴いていました。

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 ↑ 雄大な秩父の山をバックにロケットを打ち上げるのですから、さぞや田舎の楽しきお祭りと侮ることなかれ。数年前に東京大学の研究室が参戦しましたが失敗したそうで、理屈ばかりではなく、経験がものを言うようです。

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↑ 秋ですねぇ。。。


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西伊豆 なまこ壁 [旅 まち歩き]

西伊豆、松崎町は、なまこ壁が連なるまちです。なまこ壁は平らの瓦を外壁に貼り、瓦と瓦の間を漆喰で埋めていくもので、防火性抜群の壁です。もちろん、雨にも強いわけでして、土地柄求められた壁であったのだと思います。漆喰も瓦も元は天然素材。何百年も経っているにもかかわらず、びくともしない美しさを誇る姿には、まさに素材の力を思いました。

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 ↑ 2階レベルでほとんど軒が出ていない家が多いようでして、風が強く、軒への吹上で屋根が飛ぶのを防ぐ為なのでしょうか。蔵で軒が出ていないのは、軒で火を受けると大火事につながることから、壁から屋根を連続させるデザインになったそうです。住宅も同じ理由なのかもしれません。だけれど、日本地図のスケールから考えれば、松崎町は風の通り道であることは明白。日本列島はホントに縦に長く、ところの風を考えないと大変な目にあいそうです。

なまこ壁は外壁だけではなく、塀にも施されていました。連なると本当に美しいものです。

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↑↓ 伊豆文邸です。明治43年の建築で、延べ床面積約260㎡、呉服屋さんだったそうです。なまこ壁造りの土蔵2棟も残されていました。所有者の方はもうこの地に住んでいないらしく、町に建物寄贈されたそうです。 

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 ↑ 屋根の瓦も一枚一枚、漆喰で抑えている家もありました。

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 ↑ 明治商家中瀬邸です。呉服商を営んでいた依田家の商家です。明治初期に数代の内に材を成したと聞けば、土地柄、開国の恩恵も受けていたことでしょう。現在は町が譲り受け、総合インフォメーションセンターとして機能しているとのこと。

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 ↑ このケヤキの大黒柱に松の土台! 立派です。

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 ↑ 欄間の細工が繊細で、美しいこと。今時つくるとなったら大変なお金になることでしょう。

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あくまで持論ですが、松崎町の人々は比較的裕福だったのではないでしょうか。なまこ壁などは、手造りが普通の昔にしても、決して安い仕様ではなかったと思いますし、少し北の集落では見られない壁です。さらに、確かに現代でも、伊豆はケヤキがよく流通していると聞きますが、古い民家の梁や柱にしても、かなり立派な松やケヤキが使われていました。何より、先にレポートした明治13年築の小学校は、建設費の4割が村民の寄付といいます。下田も近いことですし、海から来る富が成せることも多かったのではないでしょうか。
何はともあれ、その地域固有条件の集積が建築なのだと、改めて思った次第です。

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↑↓ 締めは、その土地を知るための場所へ。松崎町は海からの恵みを受けた町ということで、港へGO! 

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というわけで、先程、無事帰って参りました。勉強になり、充実した2日間でした。夫にも感謝したいと思います。西伊豆は良いですね。海に沈む夕日が拝めますし、お顔がシャープな野鳥にも会えますし。また、何年後かに訪れたいと思います。その日のためにも、さぁ、明日から、また頑張りますゾ!!!


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西伊豆 長八記念館 [旅 まち歩き]

江戸末期から明治始めに活躍した漆喰鏝絵師、入江長八の菩提をとむらう浄土真宗のお寺です。http://www.izunet.jp/asobu/spot/mz-tyouhatik.htm

33歳前後の作品として、天井画に、欄間の鏝絵、木の彫り物などでお堂内が装飾されています。
この天井画の龍の素晴らしいこと。写真が撮影が出来なかったので残念ですが、天井画を見る角度によって、龍が笑っていたり、怒っていたり、寂しげであったり、無関心であったり。若い芸術家の情熱がバンバン伝わってくる、そんな作品でした。わざわざ、西伊豆の南端まで行った甲斐がありました。

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 ↑ ハクモクレンが5分咲でした。相変わらず可憐で、清楚。東京ではまだまだつぼみであることを考えると、伊豆の南はヒートアイランドの東京より温かいようです。
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↑ ケヤキの削りだしによる彫刻です。幕末の堂宮彫刻の名工、石田半兵衛の作です。

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西伊豆 長八美術館 [旅 まち歩き]

 ポストモダンの建築家、石山修武氏が設計し、昭和59年に開館した漆喰鏝絵作品を集めた美術館です。入江長八の作品50点が展示されています。この建物は、第10回吉田五十八賞に輝いておりまして、建築士会の中では評価の高い建物なのですが、正直、どうも好きになれませんで、鏝絵作品のための美術館というよりは、石山修武氏のやりたいことが前面に出すぎていて、鏝絵への寵愛といいますか尊敬といいますか、鏝絵を見せるための空間として最適なのかどうか、非常に疑問です。何点かの展示してある長八作品の中には本当に目を見張るものがあるのですが、うっかりすると見落としてしまいそうな位置にあったり。
長八記念館にある入江長八作品は、窓からの光や、ロウソクの明かり、その場所に来る人の心情、もろもろの条件を考えて、計算しつくして作品を生み出している印象を受けました。岩科学校の鏝絵も裁縫室だからこそあの色と構図であったろうと思います。その場の意味を考えつくし、その結果、生み出された作品の圧倒的迫力を思うと、尚更、展示方法に意義あり!!! と、しみじみ思うわけです。。。
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