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設計屋の役割 [ものづくり]

全国各地の工務店さんや材木問屋さん、製材屋さん達が集う場に同席するという好機を、有難いことに勤め人の頃の恩師が投げてくれまして、失礼ながら恐ろしく元気な親父様方からエネルギーを注入していただく、そんな今日この頃です。

工務店さんの親父様といえば、大手のハウスメーカーさんの圧倒的宣伝力と、地域の工務店をフランチャイズ化する大波に疲弊しているのかと思いきや、とんでもない。こだわりの物づくりと消費者の信頼をどう得るか、活き活きと、意気揚々と試行を重ね、若い後継者を導こうと、足元軽く柔軟な頭を持って走り回る御様子。建築基準法の改正に不満を述べるどころか、かかって来いと言わんばかりに対策を次々と打ち出す親父様。そして大学の教授先生までも巻き込み、きらきらと輝く瞳を持って、制震構造やら、健康素材やら、研究を重ねる親父様。ひたすら前を向く力と絶え間ない探究心、ものづくりへの誇りと知恵を集結する聴く耳を持って切り開くのは、まさに人。業界の宝。

まさに感激の日々でして、そんな多くの親父様方に大切なことを教えていただいているように感じています。何と有難いこと。

そんな元気な親父様と住まい手さんの間に立てれば本望。ダイヤモンドを抱く、親父様方のその瞳。さぁ、35歳の若造よ。負けてなるものか。設計屋は設計屋として、いざ道を切り開かん。


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仕事 [ものづくり]

近頃、サッカーor石神井公園 日記と化していますが、お仕事はきちんとしています。。。。(^^;) 仕事をすればするほど、仕事の話は日記に書けなくなってくるわけでして、感じることは色々とあるのですが、何とも歯がゆいもの。しかも、働けば働くほど、一息つく時は建築と違う話をしたくなったりするわけでして。まぁ、ぼちぼち行きましょう。

先日、お施主さんからいただいた10万円の報酬、そのほとんどが専門書に化けました。勤め人だったころは専門書読み放題の環境だったので、知識の飢え感を感じることはなく、忙しいと読まないことも多かったのですが、ひとり仕事人となると、知識の飢えを常に感じてしまうもの。恵まれた環境だったと振り返っている場合ではありませんで、逆に、貪欲に何でも吸収したいという思いは大切にしなければならないと思うのですが、専門書はなかなか高価だったりして。あれもこれもと買うと恐ろしい費用になるので、1か月の間に読める量と、いざというとき必要な書籍と、専門書は考えながら購入したいところです。

勤め人だったころ、事務所で呼んでいた住宅建築を取り寄せました。数年前から買い続けているのですが、欠番分を購入。この専門誌だけは是が非でも買い続けていきたいところ。手元になく、何だか寂しい思いをしていまして、建築士会で買うと1割引きというのでまとめ買い。送られてきた梱包を解いたときはニンマリ。良し良しなんて、思わずなでたりして。

200年住宅が世間でささやかれる昨今ですが、やはり、世の中に残したいと思えるような住宅をつくること、住まう人が愛せる空間をつくることが最も大事なことではないかと思うのです。ワタクシはデザイナーですから、そこのところをしっかり訴えたいところ。きちんとした性能の住宅をつくることは当然担保すべきこと。そこから一世代35年で壊す建物になるか、お金を掛けて直してでも住みたい、そんな長生き200年住宅になるか、それは空間のデザイン次第ではないかと思うのです。デザインといっても見てくれだけの話ではなく、今の生活、将来の生活の提案も含めてのデザインのことです。まぁ、そこのところを訴えなければ設計事務所としては存在意義がなくなる、といえばそうなのですが。。。逆に、その思いがあるからこそ、工務店さんに就職せず、設計事務所を立ち上げた訳でして。

「長生き住宅になるかどうかは、デザイン次第。ワタクシのつくる空間を見ていただければ理解していただけると思います。」 なんて。さらりと、声高に訴えることの出来る人になることが、ワタクシの大きな大きな目標です。

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200年住宅 [ものづくり]

福田首相の先導で始まった200年住宅構想がいよいよ現実味を帯びてきました。地球環境を守るため、耐用年数の長いストック型の住宅をつくろうとするもの。寿命の長い住宅とすることで、固定資産税などの優遇が受けられるようです。既存住宅でも、この4月から省エネ改修することで減税を受けることが出来るようです。http://www.mlit.go.jp/yosan/yosan08/zeisei08g/zeisei08_.html

昨日は住宅・建築物「省CO2推進モデル事業」の提案について、平成20年度第1回の募集が開始されたとのこと。http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/07/070411_.html

日本の住宅の寿命は35年程度と聞いています。だけれど、その住宅を成すだけの木になるためには60年を要します。住宅の寿命を延ばすことは地球のためには大切なこと。

200年となると、ワタクシが住宅を新築、35年で代替わりすると仮定すると、5代先の世代がその住宅を使うということ。子孫が使い続けるというのも考えにくいので、まさに社会的ストックをつくる感覚。住宅の耐久性から考えて200年持つかどうか、それもとても大事なことですが、住宅は生活そのもので、生活に住宅が対応できるかどうか。。。200年先の生活に対応出来るようにしておくことが寿命を決めるといっても過言ではないように思います。

200年先の生活がどのようなものになるのか、ちょっと想像がつきません。今から200年前となると、1808年。ナポレオンがフランス皇帝になったのが1804年。江戸時代、第11代徳川家斉のころ。平均身長も相当違うでしょうし、子供も多かったのでは? ウーッム。。。その辺りのことは、まさに超寿命のヨーロッパの住まいからヒントをもらうのが良いかもしれませんね。

200年先ですよ。宇宙に移住しているかもしれないしなぁ。。。

200年級の耐久性というのも大変です。木組みの家なら前例がありましょうが、現代のように金物を多用した住まいとなると、いかがなものでしょう? 金物って200年持つのかしらん? 

中村木材さんの住宅なら、200年余裕で持つのでは??? http://nonki-tun.blog.so-net.ne.jp/2008-01-09 (兄に営業費を請求しようかな。。。。(。-∀-) ニヤーリ)

いずれにせよ、アンテナの照準を合わせたいところ。


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建築基準法改正 [ものづくり]

ここのところの物価高を受け、近頃のラジオでは節約術を教えてくれます。で、ワタクシもそれに乗っかってみようかと、ヨーグルトの入っていた箱に牛乳を入れ2,3日冷蔵庫で寝かせれば美味しいヨーグルトが出来る、というので、やってみましたところ、今朝のヨーグルトは、それはそれは美味しかったです。「これは牛乳?」 と、若干1名から疑問の声が発せられましたが。。。

勢いあまって、2箱実験してしまいまして。。。ま、気にせず、明日も朝食に出すとしましょう♪

3月。何故か講習会が目白押しです。11日には建築士会主催の、本日午後は練馬区主催の建築基準法改正に伴う講習会に参加します。昨年、事務所登録する頃に諸先輩方よりいただいた、「こんな御時勢に独立するとは。」 とのお言葉が身にしみる今日この頃、建築基準法はまだまだ変わるようでして、増える法文と、建築業界の官製不況の話題に心が折れそうです。石破さんには辞任要求が出るのに、何故、冬柴さんは責任追及されないのか。何故、これだけの不況を招いておいてメディアに騒がれないのか。

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解説本で何とか乗り切ろうかと考えたのですが、やはり、法令集がないと何とも落ち着きませんで、新しい法令集を購入しました。只今、必至とインデックスを貼っています。刻一刻と変わっているので、まさに1年物。上写真の左は、平成12年のワタクシが一級建築士を受験した際の法令集です。右は1月31日改訂の最新法令集。1冊ではおさまらず、2冊構成です。これまでが決まりがなさすぎたと考えるべきか、否か。建築業界を去るのが最も優秀な回答かもしれません。が、それも国交省に負けるようでシャク。

浦和レッズに鍛えられた、折れない、負けない心で立ち向かっていきたいもの。


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我が家の耐震性は? [ものづくり]

我が家の耐震性はいかがなもの?

尋ねられて、色々と調べています。不安を煽ることになっても仕方がないし、その建物を設計した訳でも、設計図通りに建てられているかどうか監理していたわけでもないので、安易に大丈夫なんて言うことも出来ず。特に、木造ではない、構造設計屋さんが入って出来た建物は、判断に難しいところ。

色々な人の意見を聞いて、データも調べて、建物の築年数も問題。雨水が漏れて構造に影響が及ぶこともあるので、維持管理の状況を聞いて、見て。最終的には、お施主さんが今の建物で安心かどうか、判断してもらうしかないと思います。耐震補強するにしても費用の掛ることなので。

安心かどうか。要は思い次第かと。

東京都都市整備局では、第6回目となる 「地震に関する地域危険度測定調査」 を実施し、この2月に結果を公表しています。地域の地盤と、1981年以降の新耐震基準で設計された建物かどうか、木造なのか、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、軽量鉄骨造なのか、などから、地震に対する危険度を測定したようです。木造住宅の密集度なども合わせて調査し、火災に対する危険度も測定、地域を5ランクに分け、総合的に危険と考えられる地域を示しています。http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/chousa_6/home.htm

新耐震基準(1981年6月)後に確認申請を行っていれば、まぁ何とかなる、という話をよく聞くのですが、この指標と、建物の構造形式、地盤とを掛け合わせて、「建物全壊率」 というのを数字で出したようです。P.28の表をみると、軽量鉄骨、台地1、新耐震基準以降の建物である我が家の倒壊率は2.94% と読めるということでしょう。ここまで明確に数字を出せるとは。脱帽です。http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/chousa_6/download/houkoku_2.pdf

実際に兵庫県南部地震で倒壊した建物の多くは、新耐震基準以前の建物が多く、それ以降の建物は比較的被害が少なかったようです。新耐震基準は関東大震災級の地震をターゲットにしたもの。関東大震災級の東京、山の手の地盤の推定加速度は300~400gal、兵庫県南部地震での地表における加速度は600~800galで、新耐震基準より遥かに想定を超えるものだったようです。

平成7年に法制化された 「耐震改修促進法」 のターゲットは、この新耐震基準以前に確認申請された建物です。自治体が改修のための補助金を出す制度を作っていますが、練馬区でも、対象となるのは新耐震以前の建物とのこと。一つの目安になることは間違いないでしょう。

※新耐震基準とはhttp://www.megaegg.ne.jp/~total/data/sintaisin.html


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建築建材展2008 [ものづくり]

昨日、東京ビックサイトまで建築建材展2008へ行ってまいりました。新しい技術と製品が集まるので、ものづくり屋には楽しくて楽しくて仕方の無い展示会、と言いましょうか。

LEDと、プリント技術を展開させた業者さんがとても多かったように思います。LEDは器具としてはまだ高価なので、要所に使って行きたいと思います。

和紙を使ったパーティションやランプシェードhttp://www.nagaharu.com/、漆のフローリングhttp://www.motoyama-japan.com/index_top.html、江戸キリコのランプシェードも注目です。

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リアリテ 2008/03号 [ものづくり]

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03号の 「リアリテ」 は、住まいづくりを具体的に考えている方にお勧めです。800円+税と値段もお手頃。

建築家向けの専門誌は、人が生活している様子が分かる写真は滅多に掲載されません。どちらかというとお施主さんに生活空間としては説明しにくいことが多いと感じています。物が入ると、家具が入ると、毎日生活するとどうなるのか、新築の何もない空間写真からそれらを想像するのは難しいところです。これらの写真を掲載してくれることの多い、一般の方向けに編集された 「リアリテ」 や 「チルチンびと」 を時々買うようにしています。価格もお手頃ですしね。

この 「リアリテ」 侮ってはなりません。高樹沙耶さんが責任編集らしく、出版社は、建築技術が満載に掲載される専門雑誌 「建築知識」 を出版している株式会社エクスナレッジ。建築に関する情報はとても分かりやすく、より実情に即しているように思います。

今回03号は、空間の写真は少ないですが、具体的な住まいづくりの情報が満載です。たとえば、誰に頼むのか。設計事務所に頼むと何が良くて、何がよろしくなくて。ハウスメーカーに頼むと利は何で、不は何か。客観的に分析されています。あまりにもズバリ書かれているので、終始ニンマリ。

住宅系の設計者は4つに分類出来るそうで、以下に書き写します。皆、極端だとは思いますが。^^;

 

「リアリテ」 03号より

主な住宅系の設計者

■住宅作家 →住宅設計のジャンルの勝ち組(50歳以上)。オーソドックスでおしゃれな家をつくる。設計料も工事費も値段は高い(安い仕事は上手に断る)

■町医者系の設計者 →上欄の住宅作家予備軍(30代中頃から50歳)。工務店の家を「すっきり」もしくは「濃く」させた雰囲気の家をつくる(デザインが下手な人もいる)。家の値段はハウスメーカー程度だがローコストもやる。

■経験を積んだアトリエ系設計者 →下欄の十年後の姿(30代後半から50代)。顔色をみながらモメない範囲で実験的な家をつくる。家の値段はハウスメーカー程度。作品にならないと判断すると手を抜く人もいる。

■若手アトリエ系設計者 →作品作りに飢えた暴走戦士(20代後半から30代中ごろ)。やりたいことを全部もりこもうとするので、1%でも可能性があるとそれに掛ける。暴走すると誰にも止められない。ローコストも手掛ける。


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「無理だから出来る」 [ものづくり]

今日の春一番の黄色い空と、強い風には驚きました。梅の開花ニュースも届く中、明日は寒くなるようですが、一歩一歩春に近付いているようです。

お仕事の方も、少しずつお声を掛けていただけるようになって参りました。ワタクシを選んでくださった方々の期待を裏切らないよう、しっかり勤めさせていただきたいと思います。

ここ数日、築30年近いお住まいに据え付けられたマルチエアコンを調べていました。ナショナルに何度か問い合わせたところ、ナショナルの製品ですが、床置き型で温水を使って暖房をし、冷房は現在と同じ仕組みとのこと。東京ガスのTES http://home.tokyo-gas.co.jp/living/tes/about/ と呼ばれている仕組みに近いのかもしれません。今となっては、ナショナルでは同じ仕組みのものは製造していないそうです。設置は家の真ん中に、冷房用の室外機やお湯をつくるボイラーは屋外に設置される設備です。配管は使えるかどうか尋ねたのですが、やはり、30年前とのこともあり、最近の設備の配管を行く圧力が違うので使えないだろうとのこと。30年経てば全面改修するという策もあるのでしょうが、床材は取り換えたばかり、外壁は改修したばかり。それぞれ耐用年数が違うので、それはそれで当然のこと。どうしたものか。。。

建物の寿命から考えると設備の寿命は本当に短いもの。出来るだけ単純で、取り換えが簡単な仕組みを御提案したいと思います。ではありますが、往々にして新しい設備はとても合理的(経済的)で心地良いもの。床暖房しかり。ソーラーパネルしかり。お施主さんの「快適に暮らしたい」という思いと、後々の設備の取り換えと、諸々を充分検討し、じっくり相談しながら、設備には向き合いたいところです。

 

メモを。今週のNHK総合、「プロフェッショナル仕事の流儀」 は、繊維機械を販売する中小企業経営者の片山象三さんのお話でした。機械の技術者ではない方ですが、繊維を産業とする地域の未来を掛け新しい機械を開発するべく、出資者と造り手との間に立ち不可能を可能に変えていく姿に、とても感動しました。「あきらめなければ失敗ではない」 「希望が無いことが一番辛いこと」 「素人力」 「人を結ぶ」 「無理だから出来る」 「産地の為にやっているんだ」 言葉が響きます。http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080219/index.html 設計屋の仕事は、実は相当地味。お施主さんの満足を追い、職人さんが心地よく造れるよう、産地が元気になるよう、法を司る人の意に背かぬよう、まさに人の間に立つもの。そして、お施主さんはもちろんのこと、関わった人が出来たものを何年も愛し、関わった人それぞれが自身の代表作と自慢できるものが造れれば最高最良。片山さんの姿勢は学ぶことが多いように思いました。(ちなみに、再放送は2月25日25:05~25:50NHK総合です。)

中小企業の良さの一つは、フットワークが軽いこと。ワタクシの良いところは若いこと。まずは、多くの方から多くのことを学ばせていただければと思います。皆様どうぞ存分に、気兼ねなく、鞭打ってくださいませ!!!


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木造建築の防耐火性能 [ものづくり]

本日は、練馬区都市計画審議会でした。が、ワタクシ的には惨敗感がありまして、チト棚上げ。その前に、2つの講座のメモをまとめておこうと思います。

26日NPO木の建築フォラムhttp://www.forum.or.jp/の総会に行って参りました。木の建築フォラムとは、「木に関心のある方が木の建築、利用促進を考える会」 であるとワタクシは位置づけしています。昨今の関心は、木の防耐火と構造が主らしく、この日は特に耐火に関する実験や、耐火性能のある木の建物事例が発表されました。

「火事場では、鉄骨の建物なら飛び込まないけど、木の太い柱梁の建物なら飛び込む」 なんて消防士さんが言ったとか言わないとか。木が燃えるのは事実ですが、ある程度の太さのある材であれば、燃え始めると木の表面が黒く炭になり、木の芯まで燃えるには時間がかかると言われています。木の芯まで燃えてしまえば建物は崩壊しますので、木の芯まで燃えるには時間が掛かるというのは、すなわち、非難する為の時間を稼ぐことが出来るというわけです。

木は燃える、という材質だけが前面に出たおかげで、住宅が密集している都市部では、なかなか外壁や、外壁側の室内壁には木が使えなかったり、消防士さんに信頼されているかもしれない太い柱梁が使えなかったり。 「それは誤解なんです!」 なんて、材木屋の娘としては叫びたかった訳なのですが、昨今は諸先輩方のご尽力のお陰で、実験が繰り返され、実際にこれまで使えなかった部分でも木が使えるようになって来ました。

印象に残ったのは、体育館の屋根を木造に出来るということと、杉の集成材のJパネルhttp://www.length.or.jp/ma-01.htmが防火構造の大臣認定(お墨付き)を得ようと動き出していることです。http://msarchi2.exblog.jp/7977401/ 

厚60mmの板壁↓が防火性能のある仕組みとして認定されるのも近いのでは? 

今まで認められていないものに対して、自身の信じるものを頼りに、実験を重ね、国まで動かしてしまう諸先輩方の行動力と思いの強さに、圧倒され、感動さえ覚える、そんな学びの場となりました。

 

■参考

外装への木材利用http://www.howtec.or.jp/kokomademokuzai/fireproof/3-3h.html

内装制限を受ける特殊建築物等http://www.howtec.or.jp/kokomademokuzai/fireproof/4-2.html

燃え代設計http://www.howtec.or.jp/kokomademokuzai/fireproof/1-2m.html

 

というわけで、5時起きが日課の我が家。29日のまちづくり講座の日記はまた次回に。


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POLUS [ものづくり]

木造技術に関わる人々が集う、「木の建築フォラム」 というNPO法人主催の見学会に参加し、とうとう、埼玉、東京で展開する住まいづくりグループPOLUS http://www.polus.co.jp/factory/index.htmlの現場、工場、研究所に行ってまいりました。国内でも最大級で、最新鋭の設備を装備したプレカット工場です。金物と集成材でつくる住まいではありますが、今や、構造の相談や伏図なども請け負う大企業。いやはや、すごいプレカット工場ですし、構造実験や温熱環境実験なども出来る研究所もあり。いや~あっぱれです。

言いたきことは色々あれど、これも住まい造りのひとつ。我は違う道を狙いたい。

それよりも、参加者の中に勤め人だったころの恩師を発見。密着マークの上、木造界の行方をご教授いただきました。今後の基準法の改正により、さらに鞭を打たれる模様。。。

小さな設計事務所の主であるワタクシといたしましては、「臨むところだ!」 と大見得を切って、本日の日記を終えたいところ。

 


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